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「好き」の熱量の違い

「好きなことができている」
「夢中になれている」
そのような時のイメージを真っ赤な炎が燃えるような情熱さをイメージすることが多いかもしれない。

私自身、昔はそのような情熱溢れる周りの姿を見るたび、正直に素直に表現できていることに羨ましく思ったこともある。

私は嘘つきというわけではない。世間で流行っていることは何気に見るしそれなりに好きになっていることが多い。でも「推し」まではいかない。

「何となく好き」

その感覚は、周りと比べるととてつもなく熱量は小さい。だから

「本当に自分は好きと思えているのだろうか?」

と疑心暗鬼になるときもあった。


ただ最近は、

一人ひとり「好き」の熱量は異なることや、そもそも「好き」という感覚ではなくても、自分にフィットしている感覚であれば、それは気持ち豊かに有意義に過ごしている時間なのではないか

と思えるようになった。

そんな以前の私のように、自分自身の「好き」や「夢中になる」ことがわからなくなっている方にむけて、書きました。
自分に自信がない方に、読んでもらえると嬉しい!

「情熱」という炎の色は2種類

よくある情熱のイメージは、エネルギー溢れる赤い炎
赤い炎は、周りから見てもわかりやすい。
なぜなら「好き」と「夢中」があらわれているから。

きっと誰が見ても、
「あの人は○○が好きなんだな」
「あの人は△△に夢中だな」
と見てわかる。

赤い炎とは違う、もう一つの炎の色がある、それが「青い炎」

青い炎は、赤い炎のような「激しさ」はないかもしれない。

けれど、芯が強くなかなか消えることはない。
焚火にあるように、赤い炎は消え去って炎は消えたと思っても、奥底の青い炎は消えずに燃えている。

青い炎とは、そのように静かに、そして淡々と燃え続けていく。

この赤い炎と青い炎は、人の特徴・性格と言えるかもしれない。

いつも活発的で元気なイメージである赤い炎
常に冷静で、自己表現を大きくすることはないけれど、淡々と取り組む姿勢を持つ青い炎

どちらが良いではなく、どちらも情熱を持っていて、好きという熱量の魅せ方が違うだけだ。


その時間・場所は、自分にフィットしているか?

私たちは、どうしても「周りと比較する」クセを持ちやすい。すると青い炎のタイプは、あんなに好きと表現したことがない、と自分自身の「好き」の熱量に自信を失いやすい。

「好き」とはどのような状況を指すだろうか?

「好き」とは、周りから見てどうみられるかではなく、あなたがその物事で心地よい時間を過ごしているのであれば、その時間は「好きな時間」を過ごしているのではないか?

つまり、その場所・時間は自分自身にフィットしているか?ということ。

  • 気分が1℃高まるような瞬間を感じる

  • その場所・時間があることが、自分にとって居心地が良い

  • ストレスを感じることなく、あっという間に多くの時間を過ごしていた

そのような、自分自身の感覚・状態にフィットしている場所・時間は「好きなこと」や「夢中なこと」をしている場所・時間を過ごしている、と言える。

それは

無意識な状態かもしれないし
淡々とやっていることかもしれないし
当たり前のように日常化していることかもしれない

案外、私たちは
「好きなこと」
「夢中なこと」
を気づかないうちに、習慣化できていることもある。


マイルーティン

マイルーティンも、好きなことが原点になっていることがある。

  • 朝の散歩

  • 休憩時に飲むコーヒーメーカーのこだわり

  • 夜のヨガタイム

そのような何気ないマイルーティンは、あなたの心の安定につながる要素であり、やらないと「いつもと違う感覚」になりストレスになることがある。

それらがたとえ、赤い炎の人たちのように深い知識や情報を持つようなことがなくても、そのマイルーティンをしている時間が心地よい時間であるのであれば、それはやはり「好きなこと」であり「夢中になっている」状態である。

その時間を大切にしたらいいし、それらの好き・夢中である自分で良いと認める自分になってほしい。
周りと比較する必要はないし、好きの熱量も個々で違う。

ただ一つ言えることは、どのような好きの熱量であっても、自分にフィットしていることであえば、それは本人にとって好きなことだということ。




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