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【さとゆみビジネスライティングゼミ4期・第1講】ただ”書く”から”書く仕事”へ

「ゼミの間だけでいいので、いい人でいてください。」

2024年1月。
さとゆみビジネスライティングゼミの4期生に参加させていただくことになりました。これから3ヶ月。書くことに真正面から向き合ってみたいと思っています。

私が、主宰の佐藤友美さんこと、さとゆみさんを知ったのは、「書く仕事がしたい」という著書に出会ったからでした。

その当時の私は、書くことに楽しさを感じる一方で、どうしようもない葛藤を感じていて、書くことを手放しそうになっていました。この本は、そんな私に、細々とでもいいから書くことを続けていこうと思わせてくれた一冊でした。

当時のnoteに書いた感想はこちら

この時から2年の時を経て、私は、ただ”書く”ことから、”書く仕事をする”ために書くことに真摯に向き合いたいと思うようになり、ゼミに応募して参加させていただく機会を得ました。

自分の中のいい人を総動員してください

冒頭の一文は、初回のゼミで、主宰のさとゆみさんからゼミ生へ伝えられたお願いの言葉です。

文章を書くということは、自分の内臓を見せ合うようなことなので、お互いに安心安全に書いて、コメントのやり取りができるために意識して欲しいというお願いでした。

この言葉を聞いて、素直に嬉しいなと思った私がいました。
自分がいい人でいれる場所。それがあるということが単純に嬉しく感じたのです。

人にはそれぞれ、自分の嫌なところも人には見せたくないような腹黒いところもあるでしょう。そんなわがままな自分がいることも百も承知の上で、自分のいい人を総動員できる時間。単純にとても楽しみですし、自分のいい人の側面がどんな人なのか自分で見てみたいという好奇心も湧いてきています。

書くことの9割は聞くこと

ゼミで最初に行ったワークは、他己紹介でした。
4分で聞いて、1分で伝えるというワーク。

「人の言葉を預かって、それを別の場所にいる人たちに伝えるときにどういう風に伝えるか」
ここにライターとして大切なことが全て詰まっていると言います。

4分でどれだけ話を聞けるか
その中から何を取捨選択するか。
ここにいるメンバーだったら、何を伝えれば魅力が伝わるだろうか?

中でも、取材をするライターにとって一番大事なことは「聞くこと」。
聞く、観察する、素材を集める。
これを通じて、新しいことを集めて、組み合わせて伝える。

人には聞けない話をとってくるぞ!という気持ちが大切です。
と教えていただきました。

ゼミの学びを最大化するために

初回のゼミを終えてみて印象に残ったことは、「このゼミは一方的に
書き方を学ぶだけの場所ではない。」ということでした。

学びを最大化し、心地よいつながりができるコミュニティにするための言葉を、さとゆみさんは繰り返し私たちに伝えてくださいました。

できることを求めてはいない。できないことをどうすればうまくいく?とみんなで考えられるゼミで。
講師からだけでなく、ゼミ生同士からも学べるゼミで。
そのために、いい人や優しさを総動員して、お互いを大事に扱ってください!


これから3ヶ月、楽しみながら学びたいと思います。