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【ビジョンインタビュー】グラフィックデザイナー・
宮本未来さん

〜大切な人の価値と居場所をデザインする〜


柔らかさの中に芯の強さを感じる女性。

「歳を重ね、役割も増えていく中で、限られた時間の中でも自分が納得できる形で、世の中に価値を提供できる人が増えるといいなと思うんです^^」

そんなビジョンをお話してくれたのは、4歳のお子さんを持ち、フリーランスでグラフィックデザインをしている宮本未来さん。

人との関係に波風を立てたくなくて、周りに合わせていたら、自分で行動を選べていないことが辛くなってくる。その状況は避けたくて、その環境から「離れる」という選択肢も持ちたいとフリーランスでの道を早くから目指された未来さんは、
「自分で自分の居場所を選ぶ。自分で自分をコントロールできる。」ということをとても大切にしておられます。

未来さんの描かれるデザインはとっても柔らかいんです。
色合いもふわあ〜と心地よくなるような。
そっと寄り添ってくれるようなデザイン。
 

そんなデザインを創り出し、
柔らかい雰囲気でお話される未来さんから出てきた言葉たちは、
少し意外性を感じるくらいの強さのある言葉たちでした。

フリーランスとして、働く人・場所・時間を選択している生き方そのもの、
そしてご自身がアウトプットするデザインたちへの強い想いや責任感、
うちに秘める芯の強さを感じる女性です。

あなたの想いや言葉を乗せて“あなたらしい”デザインを。

デザイナーとして、クライアント様のロゴやWEBサイト、印刷物などのデザインをお仕事にされている未来さんに、デザインってどんな風に考えるんですか?と聞いてみました。

「クライアント様の想いや言葉を聞いていると、本気でその人柄やサービスが好きになるんです。そのサービスの市場を調べて、キーワードから連想ゲームのようにイメージを広げて、モチーフになる形を探します。そこから、クライアント様の目指す社会での立ち位置やご本人の好きな雰囲気に寄せていきます。」

未来さんの作り出すデザインは、ただのデザインではなく、その人の想いとモチーフが掛け合わさったモノ。
あなたの想いや言葉を伝えることで、それが周りの人にも伝わるようにデザインしてくださる。まさにデザインそのものが“あなたらしさ”。 

あなたの価値を磨く場をデザインする。

「あなたのそのスキル、あなたは気付いてないけど、すごいんですよ!
と、気づいてもらえるような機会が作りたいんです!」

そんなことをお話してくれた未来さん。

お子さんが生まれてから知り合ったママさんには、今は仕事をしていなくても、
子どもが産まれる前はすごく働いて活躍されていたんだろうな。と思う方が沢山いるんだそうです。

だからこそ、そんなスキルのあるママたちが、ママをやりながらも価値を出していけるグループを作りたい。そう声を上げる未来さんの周りに集まってきた女性たち。

「やってみて、上手くできたらOK!ちょっと違うと思って挙げた手を下げてみてもOK!そんなお試しが出来て、安心して、いいね!やフィードバックがもらえる場が作りたいですね。」

一人一人の価値を掘り起こして、磨ける場。

それが未来さんがデザインしたいもう一つの居場所。

まずは私がやってみよう!と、始めたプロジェクト。

「誰かが何かやってみたいと思った時に、メンバー同士で声を掛け合いながらプロジェクトを作っていける雰囲気にしたい。」


そう考えた未来さんが、まずは自分自身が声を上げてやってみよう!と始めたクラウドファンディングの企画があります。

20201111_宮本未来2

https://readyfor.jp/projects/childcare_daily_cal

育児に奮闘している方へ向けて、
応援のことばを集め、エールを届けたい!!
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子育てに奮闘していたあの頃の自分や、
大切な人に対して、
どんなことばをかけたいですか?
----------------------------------
このようなテーマで、励ましの言葉を365日分集め、
日めくりカレンダーに掲載して届けよう!


現在進行中のこのプロジェクト。
関わっているのは未来さんの呼びかけに
自分ごとのように動いてくれている女性たち。

デザインができる女性が作ったロゴマーク。
未来さんの掲げたビジョンをリライトして多くの人に届けてくれている女性。

このプロジェクトが一人一人の価値を磨き、その人の実績として積み重なっていっています。

そして、声を上げた未来さん自身にとっても、一歩踏み出すことで応援してくれる人やつながれる人がいるという実感を得る機会になっているそうです。
「やってみて良かった!」そう笑顔で話してくれました^^

自分の身近な人に一つずつ。

そんな現在進行中のプロジェクトも、元々は、自分の周りにいるあの人にプレゼントしたい!そう思って始めたプロジェクトでした。

未来さんにとって、“身近な人”はとても大切。

その大切な人たちが、「目の前のことだけに囚われるのではなく、その人自身が大切にしていることを再認識して、そちらの方向に向かおうと思ってくれたら嬉しい。そのための小さな機会を積み重ねていきたい^^」

そんなことをお話してくれました。

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そんな宮本未来さんが発起人として立ち上げた
「エールをつなごう!
育児日めくりカレンダープロジェクト」は、こちら↓


◇クラウドファンディング期間:2020年10月20日~11月20日
◇プロジェクトURL: https://readyfor.jp/projects/childcare_daily_cal

カレンダーの制作資金をクラウドファンディングにて支援受付中。
そして、毎日の育児に奮闘する大切な誰かに贈りたい言葉も、募集しています。

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【育児日めくりカレンダーとは】
やんちゃで自由で元気いっぱいな未就学児の保護者の方たちへの応援の言葉を365人分=365日分集め、応援の言葉が保護者の方たちの心に寄り添い、エネルギーとなる日めくりカレンダーです。

たとえば、泣き止まない子どもに困り果て、こちらの方が泣きたいよ……という心境の中、ふと見上げたら、カレンダーに書いてあるあたたかいメッセージが目に入ってきて、ちょっとだけなぐさめられる。
そんな日が1日でもあれば、と思っています。

1人1人の応援は、小さなものかもしれませんが、それを集めることで、大きく力強いエールにしたいです!
メッセージを365日分集め、みんながあなたのことを応援しているよ!という気持ちを届けたい!!