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30歳:みのの場合

〜言い訳〜

ご無沙汰しております。

このnoteの相方(おか)が投稿している記事を見て、「まさに投稿しようとしていたものだ!」と思ってから、はや1ヶ月強が経とうとしております。

職業柄、季節によって繁忙期・閑散期の波が激しいのですが、昨年ベンチャー法人へ転職したものですから、色々とサービス提供体制の構築やら新しい営業活動に向けた取り組みやらで、通常の繁忙・閑散の感覚がこの先数年ないんだろうなと予感しております。

つまりは、この投稿も本来なら年頭所感として、年明け早々に出したいと思っていたところ忙しくて2月になってしまった。と言う誰に向けた訳でもない言い訳をここに並べておくことで、未来の年末年始にこのnoteを見て、自分の現在を懐かしむのか、あいも変わらずと嘆くのか、過去現在の比較を楽しみに保管できる記事とするわけです。

さて、本題の年頭所感と言いますか、節目の30歳という年について、これまでのことを振り返りながらこれからについて少しだけここで書き記すこととします。

6月になりますと30歳を迎えるため、自分の感覚としては、もうすでに20代というものはほぼ終わったものとして、次の年代に向けた新たな感覚を迎える準備を済ませているつもりです。

新たな感覚と言いますか、この10年で生まれた差異と表現しましょうか。20代を迎える前と終える前とで、こうして自分のことについてしっかり振り返ることができるようになったことは、明確な差異ではないでしょうか。

20歳そこそこで自分のことについて振り返るも何も、大して積み上げてきたものがなかった自分としては、過去を振り返り、未来を語ることについて何ら楽しみを見出せなかったのが正直なところです。

漠然と不安を抱き、どう解決に導いていけばいいのか分からず、モヤモヤとしていたことだけは10年経った今でもハッキリと覚えています。

今こうして振り返られる状況になっただけでも、人生の楽しみが増えたのかなと思い、嬉しい限りです。

これからもより楽しめるように且つ自分自身でも分かりやすく振り返られるように、下記に簡易年表を残したいと思います。

〜簡易年表〜

19歳〜21歳:ショップ店員時代、服に全て捧げるという浅い誓いを立てていた。(ちなみに今でもファッションは大好きです。)

22歳:簿記の勉強と共に資格勉強に少しハマる。この時は簿記2級と漢検・日本語検定3級、MOSのワード・エクセル・パワポを取りました。MOSのバージョンが2010とその時は割と最新のバージョンだったと記憶してますが、今では化石ですね。漢検と日本語検定は、転職活動をする際に敬語をしっかり扱えるようになっておきたいと思い、取った資格ですね。割と今でも役立ってます。

23歳〜:事業会社の経理に挑戦。大手鉄道子会社に紹介予定派遣として入社し、2年後に正社員になります。未経験可の求人は本当に大変だなと感じながらも、経験したもの全てが血となり肉となり、自分にとって「頑張る意味」を見出せた期間であったなと思います。頑張る方向性を間違えなければ、やった分の成果はしっかり還元されていたと思いますし、無駄な頑張りも経験できたので、力の使い方・使い所はそれなりに学びました。

26歳:簿記1級に合格。働きながらの資格合格は資格を持ったことよりもその過程に学びがあり、”どんな時期からでも遅くない。やりたいと思ったその時が一番若い時。”という何処へでもありふれていそうな言葉が、この歳になって今さら身に染みました。割と自分の中では、今後生きていく上でのターニングポイントになったように思います。

27歳:人生初の昇格。ヒラの社員から係長へとプチ出世。この時は、この後自分に待ち受ける試練を予期していたので、肩書きに浮かれることはありませんでした。とにかく責任感を与えるためだけに肩書きを付与されたような寧ろ十字架を背負わされたような感覚でした。

28歳:人生初の部下に悩まされる。部下の進捗管理・成果物の確認。そして、自分自身の仕事を並行して進めるということに「1人の方がどれだけ楽か」と思ったことか。あと、この時期かちょっと前の段階から上司に恵まれなかったのも、かなりしんどかったですね。

29歳〜:会計事務所・税理士法人への挑戦。以前の上司に誘われ、新たな職場へと転職することに。人の面倒を見る前にとにかく自分自身のアップデートをもっと図りたいと思うようになったこともあり、職場全体をマクロな視点で捉えつつも自分自身の経験値が積まれるような、いいとこ取りできる職場を求めていた結果、縁あって、以前の自分の働きを評価いただいていた方から現在の職場へお誘いいただきます。

〜これまでのこと〜

いくつかターニングポイントとなる瞬間があるのですが、どれも「このままでは何かが良くない」というちょっとした違和感に気づいた瞬間に行動を起こしたことが、結果自分にとっては良い方向に結びついたように思います。もっと言いますと、違和感を覚えて行動した結果、これまでの自分の行動が現在の状況を生み出すことができた。と実際に辛い時期を過ごしていたことも後から振り返るとポジティブに変換できるような過程になったのかなと振り返ってみて改めて思います。

何が良くなくて、何をすればそれが解決するのか。は、現在の不満や不安をとりあえず並べるだけ並べて、自分が思う”良い”状況・未来を獲得するために今できることは何かをリスト化することで、不安や不満をうまく消化(昇華でもあります)するように日々こなしていく。そんな作業をとにかく繰り返し、全ての経験が無駄にならないように後からでも自分の行動に意味付けするように心がけていました。いきなり建築作業を意識するよりも、修繕・保守作業を徹底して土台作りに着手できるように自分の状況をできるだけこまめに棚卸するように意識していました。とにかく内省的になりすぎて、他人に対する興味が薄れまくった結果、社会での人付き合いが上手になるかわりに、プライベートでは本当に人付き合いが悪くなりました(笑)分かりやすく友人と呼べる人間が減りましたね(笑)

さて、簡単に振り返るとこんな感じなのですが、何かすごいことを成し遂げたのかと言われると「まぁ目の前にある課題をこなすので精一杯で、誰かに誇れる実績を作ったわけではないので、良いように書いてますが、大体の人が頑張った結果得られる成果を自分も”人並みに””小さいサークル”で手に入れただけ。」というのが本音です。でも結構それが大事な気がします。幼児の頃は、食事も歯を磨くのも排泄をするのも何をするのも、とにかく親の支えがないとできなかったわけですから、小さきことの積み重ねで"その人"が形成されていくことを思えば、幾つになっても成功体験や成功するための過程を経験することは非常に大事なことだと思います。

〜これからのこと〜

得た経験を還元するには、まだまだ早い時期だと思っていますので、これからももっと学び・経験し、現時点では想像もできない未来に出会えるような、幾つになってもワクワクしていたい。そんな気持ちです。

誰でもできることを淡々と毎日こなし、そのうち他の人が簡単には真似できないような自分にしかない価値を生み出していく。そういうことも意識して毎日を過ごしていきたいなと思っています。

あとは、課題認識と願望を上手く繋ぎ合わせることですかね。「現状のサービスで、ここが上手くできていない」というような「できてはいるがスムーズではない。」というところをいかに見逃さないように過ごせるか。が結構大事ですね。

サービス過剰な世の中でこれから起こる課題は、

 ・寧ろ情を挟まなくていいような過剰部分を削ぎ落としながらも品質維持をすること。

 ・人の手を使わず効率的に運営できるシステムを構築するか。

だと思います。

解決方法はたくさんあると思いますので、自分自身が今後そういった課題にどう向き合い解決していくのか。直近3〜5年は、この辺りで格闘していると思います笑

せいぜい死なない程度に今後を楽しめたら。


みの

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