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飲食店と菓子製造業の二足のわらじで♡罪悪感のないギルティフリーで、贅沢なパウンドを!

飲食店営業29年目。

コロナ禍で着手した「菓子製造業」の許可申請。
1年かかって、やっと取得。

いろいろあったけど、飲食店営業とともに、菓子製造販売業もこの春スタートいたしました。

見切り発車かもしれませんが、とりあえずはスタート切ったわけですが、今回は、商品が誕生するまでのお話です。


罪悪感のないギルティフリーで、贅沢なパウンドが誕生するまで!


甘酒発酵パウンドケーキとおかずパウンドケーキの詰め合わせ


多くの方が、自分へのご褒美や、大切な方へのギフトなどで、スイーツを選んだ経験あると思うのですが、いかがですか?


特に焼き菓子やチョコレートなど、日持ちするスイーツをチョイスされやすいかと思います。

今日は、飲食店営業許可の厨房で焼き菓子製造許可を取得し、その厨房で作られている、「罪悪感のないギルティフリーで、贅沢なパウンドケーキ」について、お伝えさせていただきますね。

パウンドケーキとは?

本来、パウンドケーキというものは、小麦粉、卵、砂糖、バターの4つの材料を1ポンド(pound)ずつ用いたケーキです。

粉、たまご、砂糖、バターが同量で作られたケーキですから、贅沢な味でしっとりとした美味さが人気です。

生地の中に入る具材は、フルーツやチョコレートばかりでなくナッツ類など様々な具材が使われ、時にはトッピングにも使われたりしています。

最近では、抹茶やきなこなどといった、和の食材を使ったパウンドケーキも大人気で、美味しさに拍車をかけています。

その反面、砂糖とバターが小麦粉と卵と同量で作られていることから、カロリーが高く、食べた後に、罪悪感が残ってしまう・・・という声も多く聞かれます。

せっかくのご褒美や頂きもので罪悪感を感じるなんて、ちょっと悲しいですね。

罪悪感を克服するために!

私たちは、その罪悪感を克服するため、どのようなパウンドケーキを商品として提供したらよいか・・・と悩んだわけです。

①バター

まず、バターの量を大幅に減らしました。当然風味と香りが損なわれてしまいます。

そこでその代わりに香りと風味がアップし、リッチな味わいになる発酵バターを代用しました。

つまりバターの量を減らしても味わいと風味を落とさない! 

としたわけです!

➁砂糖

砂糖は、白砂糖を使用なしとしました。

使用量も通常レシピの分量からかなりの量を減らし、甜菜糖を使用することで、やさしい柔らかい甘さをだしました。

③生地

生地作りの粉は、国産の小麦粉の量をうんと減らし、その分をアーモンドプードルを使用して、低糖質を目指しました。


バター、砂糖、生地の粉の量と種類を変えることで、ギルティフリーなパウンドへと近づけていくことにしたのです。

パウンドの魅力はしっとり感!

さて、パウンドケーキの魅力とは何でしょうか?

それは、パウンドケーキが持つ、特有のしっとり感と甘さです。

このしっとり感と甘さは、パウンドケーキの美味しさを倍増させます。

Kozutsumiこづつみブランドのパウンドケーキは、上記でもお伝えした通り、バターも砂糖も小麦粉も半量近くの分量を減らしてお作りしています。

ですので、このしっとり感と甘さを失わないためには、どうしたらよいか・・・・

これが、一番の壁でした。

パウンドケーキ特有のしっとり感と甘さを感じていただけるスイーツ・・・

商品化するまでの間、試行錯誤の毎日をただただ繰り返すのみでした。

何本も何本も焼いては、お客様や従業員、時には地域の方々に試食をしていただき、厳しいご意見もいただきながら、改良していきました。

どうしたら、罪悪感がなく、しかもあの贅沢な味でしっとりとした甘くて美味いケーキに仕上がるのか・・・

そしてたどり着いたのは・・・・

生地の作り方と具材の仕込み方でした。

甘酒・蜜芋・セミコンフィの果物を使用♡

一番人気の渋皮栗をゴロゴロと使った贅沢ケーキの生地も、サツマイモのほんのりした甘さが生地の甘さを醸し出しています。

甘酒を入れることで、優しいしっとり感を出すことができ、分量も少しづつ微調整しながら、一番美味しいと感じる量でお作りしています。

もう一つ課題!具材の果物はセミコンフィに!

契約農家から仕入れた横浜産の甘夏。セミコンフィチュールに。


特に甘夏を使ったパウンドケーキでは、無農薬または低農薬の神奈川産・横浜産の甘夏を使用。甜菜糖と水(フルーツの甘味によっては甘酒も入れて仕込んでいます。)だけで仕込みました。

崩れないよう丁寧に煮ては冷まし、また煮ては冷ましを5日間繰り返し、優しい味に仕上げた甘夏のセミコンフィチュールを作りました。

その他の具材にもこだわりを!

その他の具材についても、チョコはハイカカオチョコを使用、また食品添加物使用なしでの北海道産あずきの粒あんや渋皮栗を使用し、安心、安全で罪悪感のないパウンドケーキを目指しました。

Kozutsumiこづつみブランド誕生♡

何度も何度も、何本も何本も、自分たちの納得のいくまで、試作品を作り続けけました。

そして、飲食店経営とともに「菓子製造販売業」の許可を取得する計画を実行に移してからし1年強がたった、2022年3月。

まずは店頭受け渡しでの販売からスタートしたのです。

その後も改良に改良を重ねて、同じく5月、やっとネット販売に至るまでになりました。

サイズはバリエーション豊かにして販売♡

◎インターネット注文による配送、店頭渡し
◎店頭やお電話、LINEなどのSNSでの注文による店頭渡し
◎店内にて個包装の商品を直接お買い求め

などなど、さまざまな方法でご注文、お買い求めができるようにしました。

また、商品のサイズもフルサイズ、ハーフサイズ、一切れづつの個包装でお買い求めできるようにいたしました。

◎フルサイズの箱入れ

◎ハーフサイズの箱入れ

ハーフサイズ2本で箱詰め

◎一切れづつ(約3cm)の個包装の箱入れ

店内では、個包装で販売中。お好みで箱詰めいたします。


栄養たっぷり♡甘くない「おかずパウンドケーキ」を考案!



また、”罪悪感のないパウンドケーキ” というコンセプトから、

栄養たっぷり甘くない「おかずパウンドケーキ」を考案しました。

体に優しい、低糖質、低カロリーで、手軽に美味しく食べられて、栄養バランスの良い「おかずパウンド」は、朝ごはんや軽食、アスリート・塾っこ・部活っこの栄養補給にもおすすめです。

また、忙しい受験生やお仕事づけの方、リモートワーカーにも、片手で簡単に食べられる。食事感覚で召し上がっていただきたい、パウンドケーキです。

こちらも後日ブログでご紹介させていただきますね。

飲食業と菓子製造業の二足のわらじで♡

飲食h店を開業して29年ですが、、焼き菓子製造業としては、よちよち歩きのひよっこです。

Kozutsumiこづつみ」ブランドののパウンドケーキが、多くの方の元気の源になるよう願いながら、毎日毎日厨房である工房に立ち続けたいと思います。


Kozutsumiこづつみブランドのパウンドケーキは、大切な家族に届ける気持ちで、身体によいこと、美味しいことにこだわり、ご注文をいただいてから、心を込めてお作りしています。produced by 海んちょ


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