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㊷資金調達

 お金を借りてすぐ返しましたがまた借りました。お世話になっている金融機関の担当さんから紹介があり板橋区の融資に申し込みをしました。利子補給がある期間内に返済する計画を立てたので実質無利子で借り入れているような状態です。始めは必要ないかなとも思いましたが顧問の税理士さんに相談して低金利なら融資もありで現金はあったほうがよいですよということなので借りてみました。もちろん返済も始まりましたが現金がたくさんあるというのは心にゆとりをもたらします。「ぼやぼやしてると火の車」という自作の標語が脳内に貼られましたが長い目で見ていられるのはいいことです。製造を自らする小売業なので原価がかかるのです。世の中には仕入れのいらない仕事、ほぼ人件費のみという業種もあるのでそういうものをなんで選ばなかったんだよう、と自分に言いたくなるときもあるのですが、世の中にはいろんな仕事が必要ですから、それは生きてくのにはいろんなものが必要というあたりまえのことなので、みんながそういう「もの」を作らない仕事だったらというのは無理なのでないかと思います。私の借り入れはささやかなものですがもしかしたら大きなプロジェクトにみえる事業もこの細やかでささやかなもののはてしない重なりかも知れないと思います。アイデアがあって資金を集めて実行するにしても最後はいっこいっこ解体して人ひとりの作業に落とし込むんじゃないかなと思いました。大きな事業ほど人を幸せにするアイデアであれば嬉しいですが人間はただ単にやってみたいという単純な欲望も強いと思います。だからいいことをしようという心よりは人を不幸にしないことに気をつけたほうがいいのではないかと思います。とにかく資金というのは調達できるのでした。融資の他にも助成金や補助金があってホームページ作るとか大きな設備を購入するとかに使えたりします。省エネ型ノンフロン機器普及促進事業の助成金で冷蔵ショーケースを購入しましたが手続きが大変(正直に言うとものすごくめんどくさい)過ぎて普通に買えば良かったと思ったので手間に見合う程度に高額のものを購入するのが良い気がしました。

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