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㉕店を作る その3 収支計画

 小さな設備で最大限をめざす、というコンセプトもありました。どんな大型のオーブンでもミキサーでもどーんと置けるという物件ではなかったのですが、やりようによっては利益をきちんと出せるのではないかと思いました。賃料が安いからです。収支計画は支出と収入に分けて書きました。まず支出の欄に固定費(家賃、光熱費、給料、社会保険など)を入れて、収入の欄に売上の数字を入れました。売上をどう予測したかというと通販分は2022年の実績よりやや低めに、店舗分はまず土日と平日で分けて同じときわ台で行っていたいちにちカフェの売上より低めに見積もるという方法をとりました。どういう方法がいいのか分かりませんが2年近く自営業をしていく中で店を持ったからといって爆発的に売り上げが増えたりぜったいしない、とたいへん現実的な感覚を身に着けたので、どうやってもこれ以上低いことはにはならないだろうという数字を書きました。その売上だったらと仮定して支出の欄に変動費(仕入れと消耗品)を書き入れて、ざっくりですがなかなか地に足のついた収支計画を作りました。

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