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なぜ、今BLを読むのか



ごきげんよう、おかめ納豆でございます。


ふと、なぜ最近になってBLをこんなに大量に読むようになったのかを考えました。

中学高校時代、女子校だったのでそういった類の本はよく回ってきてましたが、正直、商業BLはあまり好きではなかったのです。

リボンやなかよしで掲載されてるキラッキラの少女漫画の方に惹かれてました。

それでも回ってくれば素直に読んでいましたし、『世界一初恋』などは夢中になって読んでおりました。

(ドラマCDとかも買っちゃったりして♡)

あの頃はBLが好きっていうより、"恋愛"とか"セックス"そのものに興味があったのだと思います。




思春期でございます。


そして最近、学生の頃とはまた違う視点でBLを楽しんでいることに気が付きました。

恋愛も遊びも元気にこなし、

さて、これから人生を共にする相手でも見つけるかと、気合バリバリの二十代後半のおかめ納豆。

正直、キラッキラの少女漫画は疲れる。


ほなTLにしましょか?

いや、TLは自分を投影してしまう。

漫画に出てくる様なスパダリがいるわけないわあ、と
現実を思い嘆く。

そこで、思い出したのがBLなのでございます

1.まず圧倒的第三者であること


男性同士の恋愛ってだけで、そこに自分を投影することがなくなり、"目の前にある本の中のストーリー"と自己完結して客観的に読むことができます。

自分が入り込む隙のない世界観というのは、何だかすごく安心して読むことができる。


例えば、少女漫画やTLなどは、主人公の女の子と何が違うのだろう?どうやったらこんな恋愛できるんだろう?等、どうしても考えてしまうんです。
まあ、やる気につながるっちゃつながるけど…
(ダイエットとかオシャレとか勉強とか…?)

そんなことよりももう心乱されることなく安心して読みたい。


そして重要なキーポイントがもう一つ。

2.精神的つながり


女性、少なくともわたくしが最高に幸せだなと感じるのが、精神的つながりを実感した時。

もどかしく切ない関係の2人が、同じ方向に共に進もうとしている行為そのものが尊く貴重であると思えるのです。

そんな尊い愛を見て、浄化されたいのです!!



まあ実際問題、ゲイだろうがレズだろうがノンケだろうが、人は人。

関係性は男女の恋愛となにも変わらないとは思いますがね。

浮気する人はするし、
長年一緒にいれば、付き合った当初の熱いなにかは消えてる。

だからこそ、私というフツーの女は、
BLというファンタジーな世界に特別を見出し、
切なく尊い存在に崇め奉るのでしょう。



BLが好きな人それぞれに、それぞれの理由があるはず。
私は客観性と精神的つながりを挙げましたが、皆さんにはどんなポイントがあるのでしょうか。

ぜひコメントで教えてくださいね。


では、ごきげんよう。




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