ブーゲンビリアに学ぶ、今の私たちの過ごし方

観光地青島に隣接する、宮交ボタニックガーデン青島

ここ数年で施設をリニューアルし、外苑、大温室、果樹園にて、亜熱帯植物を中心とした展示が行われています。

植物の様子は日々変わるので、行く度にいつも新しい発見があって飽きることのない場所です^_^

私的、今の植物園の見どころを少し。


まず、カカオポット!

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収穫までに半年かかるとのこと。少しずつ、でも着実にに大きくなっていく姿がとても可愛いです^ - ^


続いて、マンゴー🥭私達にも馴染みあるアーウィンという種類。

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真ん中の丸く小さいのが、マンゴーの実(まだ赤ちゃん)です。

この木はなんと樹齢100年なのですが、今年はたくさん実をつけました^_^


そして、

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今年もヒスイカズラが咲き始めました!

こちらは去年の写真。開花するとこんな感じです。

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美しい翡翠色を、機会がありましたらぜひ直にご覧ください!

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花芽(垂れ下がっている黒い紐状もの)がまだたくさん付いているので、この先も長く楽しめそうです。


そして、宮崎の象徴的な花、ブーゲンビリア。

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ブーゲンビリアのトンネルは、間違いなく「映え」スポットですよ^ - ^


...と、前置きが少し長くなってしまいましたね(^_^;)


先日、植物園のスタッフさんから教えて頂いたのですが、皆さんは、ブーゲンビリアに棘があることをご存知ですか?

私はこれまで何度も間近で見てきたのに、全く気が付きませんでした!

ブーゲンビリアの棘は、薔薇のように茎にたくさんあるものではなく、葉の付け根の部分に一本、ちょこんとあります。

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真ん中あたりにあるのが棘です。控えめな感じですね^_^

ブーゲンビリアは、一つの葉に対して一つの花芽が付くのですが、気温や天候などの環境的な事情で花が咲かなかった時、それが、棘になるのだそうです。

そしてこの棘は、半つる性植物であるブーゲンビリアにとって、大きな役割を持っています。

この棘を、自分の他のつるに引っかけて行くことによって、木全体を大きくしていくからです。


ブーゲンビリアを育てていて花が咲かなくなった、と言う方は、だいたい、直近で鉢を大きな物に変えていたりするのだそうです。

鉢を大きくしたり、地植えに変えたりすると、ブーゲンビリアは花芽を棘にして大きくなろうとします。だから花が咲かなくなるのですね。

では、花を咲かせる為にはどうしたらいいかと言うと、1カ月くらい、葉がしなっとなるまで水遣りを控えるのだそうです。そうするとブーゲンビリアは生命の危機を感じ、その後に水を遣ったタイミングで、種を残すためたくさん花が咲きはじめるのだそうです。

つまりブーゲンビリアは、一つの花芽を、花にするか棘にするか、その時に置かれた環境に応じて変えているのですね。

花ばかりを咲かせても、木が小さいままでは花芽自体が少ないので種も少なくなりますし、逆に木ばかりが大きくなっても、花が咲かなければ種を残せません。

ブーゲンビリアは、花も棘もどちらも大切な役割があり、置かれたその時の状況で柔軟に、ベストな選択をしているのですね。


今、私達はあらゆる場面で臨時の対応を、日々求められています。普段の日常がいきなり変わったり、予定通りにいかないことに、ストレスを感じる方も少なくないかと思います。

ブーゲンビリアが時に花芽を棘に変えるように、私達も、日常とは違う環境の中で、無理の少ない、別の選択をしていくことが必要なのかもしれません。

見る側の人間からすると、花がたくさん咲くのが良いかもしれませんが、ブーゲンビリアにとっては、花も棘も、自身にとって欠かせないもので、どちらも正です。

アイデアや工夫、そしてこれまでの私達の既成概念を手放すことでこの状況に対応していくことが、のちにたくさんの花を咲かせることにつながると、私は信じています^ - ^


最後に、日々、なるべく混乱が少なくなるように動いてくださっている皆さま、本当に本当に、ありがとうございます。どうかご自身のお身体も、お労わりください。




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宮崎の自然、人、食べ物、文化、神話を愛する女。味覚には自信あり。宮崎の素晴らしさを、1人でも多くの人に五感(時々六感)で感じて欲しい。 こと大好きな宮崎については押しが強いのが玉にキズ。時折引くことも学びながら発信します。

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宮崎の素晴らしい自然を書いていきます。(跳ねているのは鮎です。)

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