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決算書から何を読むべきか

こんにちは。初心者向け金融サイト「マネとも!」ライター/ディレクターのかめです。」ライター/ディレクターのかめです。

このnoteマガジンでは、以下の内約でポートフォリオを組んで、ゼロからしっかり資産運用できるか、レポートしていきます。

▼内約
・ロボアドバイザー「THEO+docomo」:10,000円
・投資信託「ひふみプラス」「ひふみワールド+」:5,000円
・残りの5,000円は「日興フロッギー」で国内株式投資

ロボアドと投資信託は絶賛運用中なのですが、実は株式はまだ銘柄を決めて投資していません。

というのも、

決算書をちゃんと読みたい!

ただ読むのは大変だし、時系列的に視覚化したい

Pythonでプログラミングが必要だ!ならコーディングしよう!

最低限のものが完成した!←今ココ

ってな感じで、noteそっちのけ…ではなく必要だと思ったことに費やしていました。

ただ、前回のnoteでも書いたように、結局なんのために数字を読むかが大切なので、

改めて、決算書で何を読み取りたいのか、まとめたいと思います。

投資したい銘柄は地味だけど堅実に稼いで成長しているところ

以前のnoteで運用スタイルについて書きましたが、

この本を読んで運用スタイルについて改めて考えなおすようになりました。

成長株ではなく、高配当かつ昔から存在していて、ある程度の成長がある会社に投資するのが、最終的なリターンが大きくなる

と結論付けている本著ですが、株式投資を行う以上、これは前提としてあるべきじゃないかと思うようになりました。

ただ、この本は2005年に書かれたもので、リーマンショックより前、そしてまだインターネットバブルがはじけて間もない頃。

今はインターネットが当たり前となりつつも、まだまだ成長の余地があり、コロナという現代文明初めてのパンデミックを経験してます。

原理原則は当てはまると思いますが、今の現状としっかり照らし合わせて考える必要があります。

それを踏まえて、私なりにどんな銘柄に投資すると、長期的なリターンを期待できるか仮説を立てました。

・私たちが当たり前に使っている商品・サービス(ほぼ成熟業界)
・そのような業界で、ちゃんと業績を出している銘柄
・配当がちゃんと出ている

少なくとも、この3つは必須じゃないかと思います。

一つずつ掘り下げていきます。

私たちが当たり前に使っている商品・サービス(ほぼ成熟業界)

株式投資の未来では、一般消耗品や医療系、石油銘柄が長期的なリターンが市場平均(S&P500)より大きかったという分析結果が掲載されていました。

私たちにとってなくてはならない存在を提供している銘柄、というのがポイントだと私は考えています。

で、2020年現在で新たに同じような存在として私たちの生活に存在しているのは

スマホなどの通信端末、情報通信、家電

くらいかなと思います。

要は現代の生活を営むために、必須なものとして認識されている商品・サービスを提供している銘柄ってことですね。

そのような業界で、ちゃんと業績を出している銘柄

逆に言えば、みんなが当たり前に使っているということは、それ以上成長する見込みもそこまで大きくないということです。

しかし、企業には成長が求められます。

では、ほぼ成熟した中でどうすれば成長していると判断できるでしょうか。

株式投資の未来で取り上げられた銘柄は、アメリカだけでなく世界に進出していることが挙げられていました。

しかし、それ以外にも評価すべきものがあるんじゃないかと思っています。

たとえば、売上は上がっていないけど、抜本的なコストを軽減できる仕組みを作って利益を大きくしたとか、

既存事業のノウハウを活かして全く違う業界に投資し、成長の余地が生まれたとか。

いろいろ見るべきポイントがあるかなと思っています。

これらを見るために、決算書の数字を読むことが大きく寄与してくれます。

ただ、売上や利益が上がっているかはもちろんですが、それよりも資金繰りが重要な事項ではないかと。

営業キャッシュフローが流動負債よりも大きいかどうか
自己資本比率が適切か
有利子負債が大きすぎないか

などなど、会社が健全な経営を行っているかどうか(当たり前ですけど)を測れる数値がより重要になると思います。

配当がしっかり出ているか

これはもう大前提ですね。

じゃないと長期投資でリターンを得られません。

なので、簡単なのは配当額が大きいものから選んでいく、ですが、

株価に対する配当額の比率も重要指数です。

この指数が悪いと、株価が高すぎるのか、業績に対して配当額が低いのか

さらに指数は悪くなくても、そもそもその配当はちゃんと稼いだお金で払われているか。

配当の質を見る必要があります。

それを見るために、結局は業績、経営状態はどうかをみないといけない。

だから決算書を読むってすごく大事だなと考えています。

仮説は立てたので、あとは読んでトレーニング

現状、投資すべき銘柄を見るための視点を書いてきましたが、まだまだ曖昧です。

だからひたすら実際の決算書を読んで、練習するしかないですね。

ちょうど決算書を時系列でまとめられるプログラムも書けたので、実践してきます。

さいごに

このnoteマガジンの名前の通り、私はゼロから運用するので、知識や知見は浅はかです。思い込みもあります。

なので、ご意見やご指摘があると、とても嬉しいです。

参考になる文献も教えていただけると、絶対読みます。速攻でAmazonでポチります。

ゼロからなので、どんどん新しいことを学ばないといけないので、コメントお待ちしています。

では、次回は以上の軸を具体的にどう判断するのか、現時点での分析方法をお話します。


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