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深読みオーソン・ウェルズの『CITIZEN KANE(邦題:市民ケーン)』


映画史に残る傑作 Orson Welles(オーソン・ウェルズ)の映画『CITIZEN KANE』…

多くの映画人が影響を受けたと語る作品だが、ひとつ残念なことがある…



名作映画『CITIZEN KANE』における残念なこと、それは邦題が『市民ケーン』であること…

なぜなら、主人公の名前「KANE」の発音は、「ケーン」ではなく「ケイン」なのだ…

名声を手に入れながらも孤独の中で死んでいく主人公の名前が「カインとアベル」で有名な「CAIN(ケイン)」と同じ発音であることが映画『CITIZEN KANE』の肝なのに、邦題や字幕が「ケーン」なので日本人にはそれがわかりづらくなってしまっている…

これまで多くの映画評論家がこの映画を解説してきたが、誰一人この問題を指摘していない…

だから多くの日本人は、物語のキーワード「ROSEBUD(ローズバド)」の本当の意味に気付かない…

そして、マーティン・スコセッシが監督したマイケル・ジャクソン『BAD』の元ネタが『CITIZEN KANE』であることにも気付かない…

先日 Twitter でこの件について触れたので、ここにまとめておこう…

いつか時間のある時に『CITIZEN KANE』を完全解説したいと思う…

オーソン・ウェルズの『CITIZEN KANE』とマーティン・スコセッシの『BAD』、そして両作の元ネタであるバイロン卿の戯曲『Cain: A Mystery "There is no instinct like that of the heart"』についてを…







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