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「ちゃんとした人」になってどうするの?

皆さんは時々、漠然と「ちゃんとした人になりたい」と思うことはないだろうか。

例えば、

・自分で決めたことをどんなに疲れていても変わらずこなす人間になりたい
・自分をアピールする場面できちんと自分を出す
・うまくいっている人を妬まない

などだ。

でもそのすぐ後に、「やっぱりこれは無理だろう」と考える。
なぜならそれは、「自分ではないもの」になろうとする行為だからだ



「自分で決めたことをどんなに疲れていても変わらずこなす人間になりたい」


こんなことは無理である。疲れている時は休むのが一番いい。
昼寝をしたり、マインドワンダリング(何も考えずにボーッとする状態)の状態にになる方がずっと意味がある。


自分をアピールする場面できちんと自分を出す


そもそも「アピールする」という行為がむず痒くてしょうがない。どうでもいい他人のために、「自分はこんな風に素晴らしいんですよ」とする行為が気持ち悪くてしょうがない。なので、そんな僕と同じような人は、アピール云々は自分には向いていないと考え、他に気持ちの良い方法を探した方がマシである。


うまくいっている人を妬まない


うまくいっている人は、うまくいっているので心に余裕がある。

だから他人に自分の不遇を嘆くことも少ない。これをうらやましいと思う気持ちや、自分はこんななのにあいつは、と思う嫉妬は、押し殺そうと思えば思うほど心の中で増幅する。

空に浮かんでいる雲の流れを、こちらの気分一つで変えることはできないように、
我々にできることは、「雲が空を浮かんでいるな」ということを認識することだけである。

「状況に無理矢理白黒をつけない」「他人や自分を無理矢理裁かない」ということは、案外大事だ。


まとめ

とかく比較の渦に放り込まれがちな現代において、心の安寧を保つための方法は貴重である。皆さんに役に立つかどうかは全くわからないが、「五円があるよチョコ」くらいの腹の足しになったら幸いである。

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