2021年社台サンデー募集

2021年度の社台サンデー第1次募集に申し込んだ。

第1希望馬:No.153 ドナウブルーの20 1口
第2希望馬:No.160 ザズーの20 1口
第3希望馬:No.061 ジョイフルビクトリーの20 1口

第1希望は当然ドナウブルー20。
母も兄姉も全馬第1希望で申し込んできた思い入れたっぷりの血統なんだから、他の選択肢はなかった。
ただ今年は実績では太刀打ちできないし、かなり分の悪い抽選頼みになる。
初仔イシュトヴァーン以来の抽選落ちも覚悟しなければならない。

そんなわけで今年は当初から第2希望選びに力が入った。
考えていた条件は以下の三つ。

●予算は100万円以内
●サンデーレーシングにこだわる
●母父ディープ・キンカメ・海外種牡馬のいずれか

選択肢少ねぇ…


そもそもサンデーには第2希望に残りそうな馬が少ないうえ、
この価格帯は母父タキオンとかクロフネとかシンボリクリスエスとかが多かった。
母父を妥協しないとサンデーで取れそうな馬は片手で数えられそうなくらいしかいない。
でも去年自分で調べたデータから決めた方針なので、ここは貫き通したかった。

というわけで早い段階から第2希望の最有力候補に考えていたのがザズーの20。
なんといっても母父Tapitが魅力的だった。
大物はグランアレグリアくらいしか出していないけど、勝ち上がり率は極めて高い。特にノーザンファーム産だとデビューした大半の馬が1勝はしているようだ。
人気的にも第2希望なら大丈夫そうだし、母が米G1馬で半姉・半兄がオープン馬ならポテンシャルは十分だろう。

とはいえ引っかかっていた部分も多く、すぐには決断できなかった。
距離に限界があるダイワメジャー牝馬に90万円は正直高いし、
3歳の全姉が勝ち上がったあとに休養していて、内臓面に不安があるなんてコメントが出ていたのも気にかかった。

他にサンデーで第2希望候補にリストアップしていたのはミスティークⅡ、フラーテイシャスミス、エクシードリミッツ、ランプフィーバー、エクセレンスⅡ、アゼリといった馬たち。
ただどの馬も「ザズーより上だ」と確信を持てるほどではなかったし、第2で確実に取れるか怪しい票数になった馬もいた。

期日が近づくなか、ほんの気の迷いから社台の人気を覗いてしまってさらに悩みが深まった。
ザズー同様にダイワメジャー×Tapitで母が米G1馬、しかも価格も同じ90万円の馬が第2でほぼ確実に取れそうな人気だと気づいてしまったのだ。
それがジョイフルビクトリー20。

ザズーと違うのはこちらは牡馬で、しかも池江厩舎だということ。
Kitten's Joy産駒の半兄はセレクトで1億円以上の値がついたというから、
こちらは90万円でもお買い得に思えた。

ここ数日はザズーとジョイフルビクトリーのどちらを第2にするかで悩みに悩み、ぶれにぶれた。
結論を出したのは申し込みをすると決めていた23日になってから。
決め手は結局「社台よりサンデー」。
当初の方針に立ち返ることになった。

私が重視している勝ち上がり率や重賞・G1勝利数ではやはり明確な差があるし、自分の過去の出資馬で活躍してくれたのはサンデー所属の馬ばかり。
社台では高額馬で何度も痛い目にあった相性の悪さは忘れられなかった。
ちょっと調べたところ池江厩舎の看板馬はほぼノーザン生産か育成だったのも見過ごせなかった。

正直今年の馬選びは選択肢が少なすぎて、例年ほど楽しめなかった感はぬぐえない。
まあ無理を承知でドナウブルーにこだわったんだから自業自得といってしまえばそこまでだが。
だいたい相馬眼ゼロを自覚しているくせに3週間近くカタログやDVDとにらめっこし続けていたんだから、そもそも十分に楽しんでいたんだろう。

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