森活のススメ
前略
どのような夏をお過ごしですか。
海もレジャー施設も閉鎖。
何より「移動はひかえて」という
どんよりとした空気感。
「お母さん、つまんなーい」
「本でも読んでれば? 」
2分後。
「お母さん、つまんなーい」
「(;^_^A。じゃあ、お手伝いして」
「いいよ♪」
ひとりなら5分で終わる家事に30分……
親子ともども、つらくなってきました(笑)
ああ、パアッとお出かけしたい。
もん、もん、もん、もん。
そうだ、森へ行こう
一度きりの小学2年生の夏休み。
近くで、人が少なくて、よき思い出をつくれる場所はないものか。
Googleさんのご近所地図をながめていると、公園ではないのに緑で記されている場所が点々としていました。
ズームすると「緑地」の表示。
「緑地」ってなに?
緑地(りょくち)とは、都市計画・法律用語としては、「交通や建物など特定の用途によって占有されない空地を空地のまま存続させることを目的に確保した土地」を意味する。
◇出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
へー、そんな場所があるのね。
ヒマだし、行ってみるかね。
地図を出力し、緑地にお家のマーク。
ナゾの人物から招待状がとどいた設定で、
緑地をさがす冒険にでかけました。
そこには、別世界があった
迷いながらも到着。
へえ。「緑地」っていい感じの「ちいさな森」だ。
整備された公園ではみかけない、背の高い樹々。
セミの声が、ずいぶん高いところからきこえます。
小高い場所をめざし斜面をのぼりました。
のぼりきると、簡素なベンチ。
手つかずの自然のようにみえるのに、
ひかえめに入った人の手がありがたい。
さわさわさわ。
緑をとおした風ってどうしてこんなに気持ちいいのだろう。
「涼しいね」
「うん。軽井沢に来たみたい」
注:息子は軽井沢にいったこと、ないデス
ゴツゴツした幹。
去年の秋から(もっと前から? )
ずっとあったドングリ。
あたらしい命。
長い枝で遊んだり、
空のかたちを探したり。
気分をかえたくなったら、ご近所の森へ
緑地の中はひんやりと気持ちがよく、
気づけば2時間ほどそこで遊んでいました。
普段はパソコンばかり触っているあなた。
出かけられず、もんもんと過ごしているあなた。
あり余る子どものパワーを消費させたいあなたも。
ぜひ、普段は目にとめない「緑地」を散策してみてください。
ちいさな森は懐ふかく、心を癒してくれますよ。
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※ほぼ毎日note9日め。
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