日本にLoLのプロはいない?
1 プロとは何か
優秀な弁護士であることの条件のうちの一つは、稼げることです。
もちろん、遵法精神が高いとか、依頼人からの信頼が厚いなど、色々あるとは思いますが、まずは稼げることが必要です。
稼げなければ、事務員を雇うことができません。
稼げなければ、本を買うこともできません。
稼げなければ、依頼人からの依頼に全力で応えることもできません。
とにもかくにも、まずは稼げなければ話にならないのです。
お金なんて汚いと思うかもしれませんが、現実を生きる人にとって、お金というのはとても大切な要素です。
お金が全てとは言いませんが、お金がなければ人助けもできないのです。
何よりも大切なのは先立つものなのです。
お金を稼ぐにはどうすればいいか。
営業です。
弁護士は自営業ですから、営業が必要になります。
全ての弁護士は、必死に営業をしています。
営業をしていない弁護士は一人もいません。
どの弁護士も、何かしらの形で、依頼によって報酬を得ることができるように、営業をしているのです。
雇われ弁護士であっても、クライアント(依頼者)から話を聞いて信頼を得る、ボスの代わりに仕事をするなど、営業には関与しています。
プロとは、お金を稼ぐこと、つまり営業です。
私は、LoLのプロの試合は見ませんが、LoLのプロには「営業」をしている人はいるのでしょうか?
私のメインチャンピオンはガレンなので、Evi選手の「エビんもTV」は見たことがあります。
それ以外の選手は知りません。
Evi選手がどのようなプレイをする選手かは知りませんが、眼鏡の素敵な選手だということは知っています。
いずれにしても、私は、LoLのプロの誰かに「私の試合を見てくれ。」と言われたことはありません。
どうしてLoLのプロは営業をしないんでしょう?
私は、LoLが大好きです。
その私が、一度も「試合を見て。」と言われたことがないのです。
私のようなLoLが大好きな人間が、LoLの試合を見ないのであれば、その他一般人が見るわけないと思うのですが。
どうして営業しないんでしょうね?
普通に「試合を見て。」と言えばいいだけなのに。
営業をしない人がプロを名乗ってもいいんでしょうか?
稼げない弁護士はすぐに廃業しますよね。
弁護士じゃなくなります。
それと同じで、営業をしない人は、本当にLoLのプロを名乗ることはできるのでしょうか?
LoLの大好きな私に対して、プロの試合を見るように動かないのに、その他の人がプロの試合なんて見るわけがないと思っているのですが、どうなんでしょう?
少なくとも、収益が期待できるほど、スポンサーの収入で稼げるほどの視聴者はいないのではないでしょうか?
実際にデータを調べたことはないので、詳しい数字は知りませんが、スポンサーなどはどうなってるのでしょうか。
個人的には、営業もしないような人は、プロじゃないと思っていますから、日本にはLoLのプロはいないのかもしれません。
2 Riot運営批判は誤り
私は、権力側の人間なので、こういう話をすると、Riotの運営を批判する人がいることはよく知っています。
みんな、運営を批判するんですよ。
政府、会社、運営、とにかく権力を持つと、想像を絶する程の批判にさらされます。
私は、そのことを経験上よく知っています。
しかし、Riotを批判するのは誤りです。
よく考えてください。
①Riotはスキン等で金を稼ぐ。
②Riotは稼いだ金の中から、プロに対して、補助金や大会賞金などの金を出す。
③プロが「営業」することで、LoLを見る人、プレイする人が増え、プレイヤーやスポンサーがRiotに金を払う。
このような経過をたどった場合、基本的にプロは、ただの「金食い虫」なのです。
Riotからの金や、スポンサーからの金をもらうだけで、莫大な金がかかっています。
それを還元するための「営業」をするのは、プロ自身の責務のはずです。
ですから、「営業」は、あくまでもプロ自身の責務であり、Riotの責任ではないのです。
Riotはスキン等で金を稼いでいるわけですから、プロの報酬は、プロ自身が、その価値を示して、自分で稼がなければいけないものなのです。
運営批判は、あまりにも的外れです。
3 終わりに
営業もできないようなLoLのプロなんて必要なんでしょうか?
LoLは、こんなに面白いゲームなんだから、Riotは一般プレイヤーにスキン等を販売する利益だけで稼げるのではないでしょうか?
金食い虫のプロにお金をかける価値がどこにあるのでしょうか?
プロの試合を見て、スポンサーが付いたり、新たにスキンが売れたりするのでしょうか?
不思議ですね。
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