夕陽に心を溶かされた
思わず、途中下車をした。
多摩川の上を電車で通ったとき、
オレンジの光が車内いっぱいに充満して、
ちゃんと夕陽を見たいという衝動に駆られて、
思わず、多摩川駅を降りた。
多摩川のそばまで来ると、
同じように夕陽を見る人が集まっていて、
「あぁ、やっぱりみんな綺麗と思ったんだ」って
少し嬉しくもあり、残念でもあった。
眩しかったオレンジの光が静かになるまで、
ずっと見ていた。
駅を降りた瞬間、
『茜色の夕日』が流れてきたのは奇跡な瞬間だったな。
ここ最近、仕事でミスして信頼を失って、
表には出さないけど、ずっと引きずっていたのに、
そのモヤモヤを少し溶かしてくれた夕陽だったな。
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