手を挙げることから始める
僕は小学生の頃から学級委員長をやることが多く、児童会にも所属していました。
中学高校の6年間も学級委員長、中高の部活でも部長、学校祭でももちろん司会。
高校では卒業生答辞を読み、成人式では実行委員長をさせていただきました。
僕が超優秀だったわけでも、リーダーに向いていたわけでも、みんなから信頼されていたわけでも、人気があったわけでもありません。
自分から手を挙げたのです笑←はずかしい
何も言わなくても周りからお願いします!って頼まれたり、
何もしなくても女の子からモテモテ!が理想なのですが、
自分はそういう人間ではないことを昔から自覚していました笑
もちろん戦略的ではなく、本能的に動いていただけです。
理由は「目立ちたいから」「かっこいいから」笑
中高の学級委員長はもちろん立候補。
大きな声を出すだけなので楽なんです。
クラスをまとめなきゃいけないなんてこと
普段はそんなにありませんしねf^_^;
イケメンでもない僕がクラスカーストのてっぺんにはなれなくても、委員長というポジションに付くことはできます。
発言する場、表現する場が与えられます。
次第にみんなは学級委員長?岡田でいいんじゃ?になっていきました。
中学校の時の部長も立候補です。自ら手を挙げました。みんなもそこまで言うならという感じで認められた格好です。かっこ悪いですねf^_^;
だけど高校の時の部長はすんなり僕が選ばれました。これは僕がすごいのではなく、みんなの中でそういうイメージが定着していたからでしょう。
クラスの中で影響力を作れても、学年や学校ともなるとなかなか難しい。
それを可能にしてくれる場が学校祭です。
身は一つしかないのに、応援団、文化祭企画(ミスコンやゲームなど)、司会進行、吹奏楽部演奏と走り回りました。
誰に頼まれたのでもなく、自分からやりたいと言ったのです。
というわけで全編にわたって、岡田が出てきます。全校生徒に岡田がリーチします笑
単純接触頻度が上がり、認知度が高まります。
リーダーをする人というブランドイメージが定着すると、手を挙げなくてもそういう役が集まってきました。
答辞や成人式の実行委員長は自分で手を挙げたわけではありません。
これが錯覚資産(ブランディング)です。
錯覚資産が積み上がったことによって、そういう役が自分に回ってくるようになったのです。
あ、同級生たちに聞けば分かりますが、僕は人望があったわけでも人気があったわけでもみんなから好かれていたわけでもイケてたわけでも何でもありません。むしろ嫌いな人も多かったんじゃないかなぁと思います。
が、僕は当時根拠のない自信に満ち溢れていたし、僕の良さが分からないなんてバカだなぁくらいにしか思っていませんでした。目立つことが好きだったので気にしていませんでしたね。
YouTube講演家の鴨頭嘉人さんの言葉を借りれば「そう思ったらそうなる」です。
ぼく自身が心からそう思って行動していたから、その通りになった、と思ってます。
錯覚資産が積み上がり、役が回ってくるとさらにいいことがあります。
仮に僕よりスキルの高い人が同じコミュニティにいたとします。
その人からすれば、自分より岡田はスキルが低いのに、なぜ選ばれるんだ、と面白くありません。
だけどどうでしょう。
最初は自分の方が優秀だったのに、次第にスキルまで追い抜かれていくのです。
なぜか。
力を発揮する場、表現する場を与えられているからです。
そういう場が与えられなければスキルも伸びないままなのです。
自分にそういう役が回ってくるために、あなたができることは何か。
あなたのフィールドはどこで、
そこであなたの存在感や影響力をつくるために
何をすると良いのでしょうか。
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