ScratchCardのお手本ゲームそのまま作ってみた①

Scratch Card(スクラッチ カード)

子ども向けのプログラミング環境Scratch(スクラッチ)には、初心者向けの動画のチュートリアルやお手本となるScratchCard(スクラッチカード)が公式サイトからダウンロードできます。ブロックの使い方を指南する小技集から簡単なゲームのひな型になるものまで12種類用意されています。おもてに「やること」、うらに「そのためのプログラム(コード)」が説明されています。
(スクラッチカードの例 左がおもて、右がうら)

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この例はキャラクターにセリフを言わせるプログラムです。こういったカード何枚かを積み重ねて作る簡単なゲームも用意されています。でも、完成形を見て気に入ったらやってみたい」と思った方に向けに試作したプロジェクトを作ってみました。
Scratch(スクラッチ)は、Scratchの使い方をご存じない方は、書籍や以下のURLを参考にしてください。最新のScratch3.0の基本的な使い方を解説しています。

「Scratch3入門」などで検索すると参考になる情報が見つかると思います。
そのScratchカードの所在を確認します。
まず、ブラウザーでhttps://scratch.mit.edu/にアクセスします。

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つぎにメニューのアイデアをクリックします。

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中ほどまで画面をスクロールするとスクラッチカードのダウンロードの案内があります。

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12テーマのカードを一括ダウンロードします。各テーマは以下のとおりで太字がゲームのカードです。

①名前を動かそう(7枚1組)
②世界を想像しよう(9枚1組)
追跡ゲーム(7枚1組)
④音楽を作ろう(9枚1組)
⑤キャラクターを動かそう(8枚1組)
⑥物語を作ろう(9枚1組)
ピンポンゲーム(6枚1組)
⑧さあ、踊ろう(9枚1組)
ジャンピングゲーム(7枚1組)
⑩バーチャルペット(7枚1組)
キャッチゲーム(7枚1組)
⑫ビデオモーションセンサー(7枚1組)

今回ScratchCard(スクラッチカード)から作ったゲームは、⑦ジャンピングゲームです。

ゲーム概要

スペースキーを押すとヒヨコがジャンプします。右側からタマゴがすべるように迫ってきます。これをジャンプして避けます。よけそこねると卵が割れてストップ(終わり)です。
こちらでプレイできます → ジャンピングゲーム(スクラッチカード)

さあ、いかがですか。「よけるだけで物足らない?」
そう、このお手本はどうするともっと面白くなるか、考えて改造するためのものです。まずは、お手本どおりにつくってみましょう。

さあできましたか?改造してもっと面白くするアイデアは出てきましたか?思いつかない人にアイデアの例をいくつか並べてみます。
・タマゴの速さは変えてみる
・ ヒヨコのジャンプの高さを変えてみる
・制限時間60秒でタマゴをこわさなかったらゲームクリアにする
・BGMを流す

次回、この4つのアイデアを組み込んだジャンピングゲーム(改造版)を作ってみたいと思います。








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