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あの日のカレー
私は、離婚した当時(今は再婚)、食事に興味を失っていました。
元夫は、私の料理が嫌いで高頻度で文句を言っていました。
夫の文句は、どれも心を傷つけていて、私は不幸に感じていたのです。
離婚の原因の大部分はそれだったかも。
私は何を食べても味わいがなく感じていました。
食事をすることが憂鬱になっていました。
ある日、私は娘と一緒に家で食事をしました。
娘が小さい頃に、私がよく作っていたカレーを、娘が作ってくれたのです。
そこで出されたのは、牛肉と野菜と果物がたっぷり入ったカレーでした。
私は、久しぶりにカレーを食べることになりました。
そのカレーは、スパイスが香ばしくて辛さと甘さがバランスが良く、
ご飯に良く合っていました。
私は、一口食べ、幸せというか、言葉に表せない味を感じました。
娘は、私の顔を見て笑ってくれました。
「お母さんのカレーを真似してみたよ。お父さんもこれが好きだったよね」と言ってくれました。
私は、娘の言葉とカレーの美味しさに感動しました。
その日から、私はまた食事を楽しむ事ができるようになったと思います。
私にとって、あのカレーは、元気を与えてもらった食事でした。
#元気をもらったあの食事
#日清オイリオ
#コンテスト
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