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型紙で衿を直しました。

去年の簡単きものを直したい

 先日、簡単きものの3枚目を作った話を書いた。
 この3枚目は型紙を使って作ったのだが、衿が縫いやすく着たときにも合わせやすかった。
 そして、あんまり崩れることもない。

 去年作った2枚の簡単きものは、型紙を使わなかった。
 ただただカット生地を使い切ることしか考えていないので、生地をだいたい3等分した幅をつなぎ合わせて作っている。

 衿は、身頃の余りから取れるだけの長さを取って、その長さに合わせて身頃を挟んで縫い合わせた。
 なので、サイズも何もないのだ。

 作った当初は自力できもののような服を縫えたことが嬉しくて、とにかく着ていたが、サイズが合っていないせいか衿が合わせにくかった。

 型紙を使った3枚目がうまくいったので、最初の2枚も型紙を使ったらお直しできるのでは、と思い立った。

作ってすぐの時。頑張って着てるけど、衿が合いにくかった。

型紙がない! また作ることに

 そこで、3枚目のときに作った型紙を出そうと思ったが、どこにやったのか見当たらない。
 図書館で借りた本の付属の型紙を、コピー用紙に写したものだったが、いらない紙と間違えて捨てたんだろうか。

 探しても見つからなかったので、同じ本を借りてきてもう一度作ることにした。
 今度は、厚紙を使ってしっかり作っておく。

 ちなみに、型紙以外の部分のサイズを控えておくのを忘れて本を返却してしまった。
 また借りてこないと4枚目が作れないなあ。

浴衣の本から取った衿の型紙

衿を外して型紙の線を引く

 それはさておき、お直しである。
 
 まずは衿をほどいて外し、身頃に型紙を置いて線を引く。
 この簡単きものはおくみがないので、型紙の線を定規で延長した。

型紙がないところは定規で延長

 引いた線の通りに衿をまち針で留める。
 今回は前回作った時には折り込んでいた余った部分をカットした。

今回は余った部分をカット

できました。

 あとはチクチク縫うだけ。
 1時間ちょっとで完成した。

 衿は短くなって、腰骨の辺りギリギリくらい。
 サイズは合ったようで、崩れにくくなった。

完成。衿が崩れにくくなった。

 型紙便利です!
 夏はとくに簡単きものが楽ちんなので、4枚目も同じ型紙で作りたい。

 その前にもう一枚もお直ししよう。

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