ラケットを買いました。
久しぶりの買い替え
地元のスポーツ店で新しいラケットを買った。
ラケットの買い替えはしばらく前から考えてはいたけれど、「どうせ使いこなせないかも…」と思って買ってなかった。
今回買ったのは、ほとんど衝動買いに近い。
お店で見かけたものを、店員さんと少し話しただけで購入してしまった。
買ったのは、初心者向けをうたっている、軽量・高反発のモデル。
でも、私がこれまで使っていたラケットが超軽量タイプなので、私からすれば重たいラケットに替えることになる。
今まで買い替えを思いとどまっていた理由もそこで、 超軽量に慣れているから、普通の軽量モデルは軽量と思えなくなっているのだ。
重たい、ボールが飛ばない、と感じてしまい、何年も超軽量を使い続けていた。
でも、今回はラケットが重たく感じることも、今までよりはボールが飛ばなくなるであろうことも分かったうえで、買い替えてみることにした。
買い替えて何がしたいのか
そもそもが衝動買いだったので、新しいラケットに何かを期待しているわけでもない。
逆手の練習を初めたのと同じで、ただ変えたかった、変えなくちゃと思ったというだけだ。
試合でなかなか勝てなかったことが、けっこうつらかったみたいだ。
まあ、そのおかげで色々考えてテニスするようになったのだから、今思えば自分に必要な経験だったのだろうね。
いまざっくりと課題にしているのは、守備力を上げてミスを減らすことと、相手にどう動いてほしいのか考えて自分のボールを打つこと。
逆手の練習は無謀なようでもあるけれど、ラケットを長く持てる分、返せるボールが増えるはずと思っている。
このラケットにしたのは、見た目のかわいさと初心者向けなら扱いやすそうと思っただけのことで、まったく予定外だった。
でも、いままでのよりも少し重たいということは、小手先のスイングができなくなって安定するかという気もする。
2回ほど打ってみた
買ってから1週間。
平日にはテニスできなくて、土日にようやく打つことができた。
やっぱり重たいな、というのが第一印象。
そして、やっぱり飛ばないかも。
飛距離が出ないのでなく、スピードが出ない感じ。
これは、私の打ち方で、前のラケットと比べて、ということだけど。
実際、他の人に打ってもらったら、「確かに軽量・高反発だね、ボールが飛ぶ感じがする」と言っていた。
私が超軽量・超高反発に慣れているから感じないだけだろう。
そういえば両手フォアの持ち方は、「新しい持ち方」から自然と普通の逆手に戻っている。
あるときラケットを立てて引いてみたら、急に当てやすくなった。
左手の持ち替えが不要になるし、ボレーも同じ持ち方だし、当てやすいなら逆手でいいや、となっている。
スイングの安定感はアップしている感じがする。
変にラケット面を返す動きをやりがちだったのだけど、その回数が減ったように思う。
(まだたまには出るけどね)
ボレーも、重たくて振り回せないので、ミスをしないという点では都合がよさそう。
きれいに当たれば鋭いボールもいくので、その辺りは練習次第だろう。
サーブとスマッシュは、片手でラケットを扱う分、ちょっと重くなったことの影響が比較的大きい。
まあもとから自信を持ててない部分だし、練習していくしかないので、とくに困ることもないかな。
使いこなすとは
というわけで、なんか衝動的にラケットを買いました。
前のラケットにも満足していたし、新しいラケットなんて、「使いこなせるのかな」って不安もあったのだけど、もう買ってしまった。
だいたい、どうなったら「使いこなしている」と思えるのかな。
私には、「こう使いこなしたい!」というのは、今までとくになかった気がする。
そこに気づいたのは、なかなかすごいことだと思う。
使いこなすビジョンがなかったから、買い替えに踏み切れなかったし、過去の買い替えも満足できなかったのではないだろうか。
今回はかわいいラケットで気分が変わってやる気が出たのと、「なんかいいかも」という感覚を持てただけで、いい買い物になったと思う。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?