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対丈きものと細めの帯

対丈と腰骨の紐

 最近、持っているきものを3枚ほど対丈にしました。
 
 腰骨の下に紐を締めたかったのですよね。
 男性のきものみたいに。

 普通の女性用のきものを着ると、腰紐は腰骨の上になっちゃいます。
 おはしょりを作るには、あんまり下で締めないほうがいいみたいで。

 対丈きものを着てみると、やはり腰骨の下に締めた紐が心地よいです。
 それでいて、胸下に紐がないので上半身が楽。

 私は胸下に紐をかけるのがどうも無理みたいです。
 手ぬぐいブラのときもそうでしたが、胸下に紐があると、どうしても背中が苦しいのですよね。
 痛くなったり肩こりが悪化することもありました。

 おはしょりを作っても胸紐は低めなので、衿がゆるくなりやすいです。

角帯は幅9センチ

 それで対丈にしてみて快適なのですが、帯をどうしますか、です。
 まずは、角帯を締めてみました。
 帯の下側で腰紐を隠すような感じで締めています。

対丈には半幅帯は微妙?

この半幅帯は幅が広め

 半幅帯も締めてみました。
 ですが、ちょっと締めにくい。

 半幅帯は腰骨の上に巻くようにできているのかな、やっぱり、と思いました。
 低い位置で締めようとすると、お腹のあたりに隙間ができてしまいます。
 あんまり広いとバランスもイマイチなような。

中間くらいの幅ならどうかな

手作り帯は11センチくらい

 半幅帯よりは角帯のほうが、腰骨の下で締めるのには向いているようです。
 ただ、1本しか持っていないし、締めたときのバランスはいかにもメンズという感じです。

 角帯と半幅帯の中間くらいの幅なら、少し可愛らしく締められるかなあ、と思って作ってみました。

 前にファブリック帯を作った余り布が2本分あったので、ちょうどよかったです。

黄緑色はオレンジ着物にも合う
茶色のは幅10センチ

 幅12センチくらいの帯にしたかったのですが、余り布という都合上、11センチと10センチになりました。

 角帯が9センチ。
 1〜2センチの違いなのですが、締めてみるとちゃんと角帯よりも広いのですよね。

 薄いながら接着芯を貼ったので、少し張りがでて締めやすいです。

 茶色のはやや地味ですが、黄緑色チェック柄のほうはほどよい可愛さで満足しています。
 
 カラダも楽なので、出番が増えそうです。

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