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墓参りの日の着物

年末に私の両親の墓参り(というより墓掃除)をしに行った時の着物。

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掃除をしに行くので、汚れてもいい着物です。輪つなぎ模様のウール着物。汚れたら洗濯機で洗えるうえ、この着物はミシン仕立てでガッツリ縫われています。
帯は幅が狭ーいアンティークの帯で、ちょっと締めずらいのですがウロコ模様が好きなので購入。おそらく華奢な若い娘さんのためであろう、オバチャンには似つかわしくないかもしれない帯です。(現代は、ただの"ファッション"としてお目こぼし下さい・・・)

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寒いので羽織。

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その上に、ウールのうわっぱり。これは母が若かりし頃、縫製の練習のためにミシン縫いで仕立てたらしい着物で、実家のタンスから引っ張り出してきたものです。普段用の着物を持っていなかった頃は着物として着ていましたが、上っ張りに作り替え10年くらい、家事掃除をする時大活躍です。

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足元はブーツ&カイロ。(汚い写真ですが…)
墓掃除が終わって夫とラーメン屋に入った時に撮りました。
夫は毎回よく掃除をしてくれて、極寒の年末でも墓石のパーツを移動してスポンジやタワシで水洗いしてから墓石を拭き上げるので、結構泥水で汚れるのです。

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この帯は中幅帯よりは広く、普通の帯よりは5cmくらい、礼装帯よりは10cmくらい狭いです。なので、前帯は4cmくらい幅出しして使っています。

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ラーメン屋さんの入り口で。
ザ・昭和!

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