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KIRINに夢中

 まずは、キリンビールの布施孝之代表取締役社長のご冥福をお祈り申し上げます。 ビール業界のみならず大きな大きな損失だと思います。 
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 サッポロビールが大好きで『黒ラベル』を20年弱愛飲しておりましたが、この半年程の間で、我が家のビールシェア率3割くらいだった『キリンビール』が、今では9割以上を占めるようになりました。
 というわけで描いてみる(ビールばか)。
  「我ガ心中ヲ駆ケ抜ケル麒麟図」
   私の心の中を聖獣・麒麟が颯爽と駆けてゆく平和の図です。

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『麒麟』…泰平の世に現れる獣類の長で、小さな生き物を踏んで殺さないように、宙を駆けてくるそうです。「竜の様な顔で麟角があり、鹿のような躰は鱗に覆われ馬の蹄と牛の尾を持ち、黄色の毛が生えている」とあります。

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 きっかけは『KIRIN BEER一番搾り糖質0』。
 期待0でしたが、「糖質0」というのが気になって飲んでみると、鼻から抜ける薫りが一番好きな匂いで、一気に好きになってしまいました。
 そして『KIRIN LAGERキリンラガービール』。私はビールに苦味と薫りを求めるのですが、今のところそのバランスが私にとって一番良いと思うのが『キリンラガー』。

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 我が家の現在のビール勢力図。
 サッポロビール園『SUMMER PILS』は、個人的には上出来!!(500㎖缶が欲しかったのですが、たまたま品切れでした)これをスタンダードビールとして売り出して欲しいくらいです。「PILS」と冠しているだけあって苦味がしっかりしています。(※Pilsnerピルスナー…19世紀大人気になったラガービールをチェコのピルゼンでも醸造してみたけど、なんか違~うラガーができまして。それがピルスナー。それまで水の硬度なんて気にしていなかったけれど、ピルゼンの水が軟水だったために偶然生まれたんですね~。)
 『黒ラベル』が不在ですが。。。サッポロビールを変わらず応援し続けますので、また会いましょう『黒ラベル』。華やかなお花の香がしちゃうんですよね。ホップが変わったでしょうか…。作物だから難しいですね。

 「味を変える」って誰でもできてしまうけど、「味を変わらず守り続ける」という事は、材料も技術も品質を維持し続けていかなければできない、本当にすごい事だといつも思います。

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これは初期の麒麟麦酒株式会社(1907年設立・キリンビール株式会社)のポスター。戦時体制下にあって、伝統と新しさがマッチしたモダンガールの明るい絵が、人々の心をなぐさめたようです。麒麟が緑色です。

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これは、日本麦酒株式会社(1887年創業・現サッポロビール株式会社)の絵葉書。恵比寿ビールは1890年に発売され、1900年パリ万博で金賞、1904年セントルイス万博でグランプリを獲得しております。

今宵もビール。ビールが飲める幸せに感謝。

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