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GW,食べ歩き ピスタチオ

宮崎牛を出している焼肉店へ15年ぶりに行きました。
この15年間は…牛肉嫌いになっていました。

15年前、この店は黒ラベルの100ℓタンクを設置しており、その黒ラベルは鼻に抜ける芳ばしい麦の香りがはっきり分かる美味しさで、今でもあの味を求めて色々なビールを飲んでいるのかもしれないと思うほどに絶品。
お肉も肉質がしっとり、しっかりでいて柔らかく美味しくて2、3週間に一度は昼飲みと焼肉を食べるために行き、夜も別の焼肉店へ行ったり…とにかく牛肉を食べ過ぎて、夫も私も、もう牛肉は食べたくない、となって15年が経ちました。
私はまた普通に食べられるようになってきたのですが、夫は今も牛肉を食べません。

なのに、なぜ行ったかというと、2つの目的が。
1つは、今は近くに住む義父母が、17年前に遠くからはるばる私たちの家に来てくれたので、是非、絶品の宮崎牛を味わってもらおうとお連れしたらば、その日に限って肉質が最悪だったのです。それが、私達はずーっと心残りだったので、両親が元気なうちに、今回リベンジしようということになったわけです。
義父は10年ほど前に頚椎を損傷し、杖が2本ないと歩けないのですが、車の運転はできるので、私達夫婦は、2つ目の目的「あの黒ラベルをもう一度!」というわけで、ちゃっかり乗せていってもらいました。
店舗は階段を昇らなければならず、ここがお義父さんにとって難関かと心配していたのですが、手すりがあったので自力で昇れました。
まずは、ヨカッタ・・・

ですが・・・
黒ラベルの100ℓタンクは、無くなっていました。残念無念(泣)。
この日はお昼で、たくさんお客さんがいましたが、大量のビールでは品質を維持できなくなったのか…?
黒ラベルの味は、とても濃いし美味しい部類だと思うのですが、あの素晴らしい芳ばしさはありませんでした。
15年も経てば、マイナーチェンジも何回もされているだろうし、ホップも麦芽も自然の恵みなわけで、万一、同じ品種を使っていたとしても、風味を一定に保つというのは、難しいのかな…と思いました。
お肉の方は、普通に美味しかったです。夫は豚トロのみ。

かつての黒ラベルに出会えなかった傷心を癒すため、焼き肉屋の近所にある、一番好きなケーキ屋さんへ。
ここでは、思いがけず! ジェラートが始まっていました~!!
ピスタチオ~!
これまでも夏季のみやっていましたが、曜日時間限定で、何かのついでに偶然タイミングが合えば、寄ってみて、しかもピスタチオ味が無ければ買わない、ということもしばしばあったのですが、これは本当に偶然ラッキーな出会いでした。

店員さんが、こねこねするのを「いっぱい盛っちゃってネ!」と心の中で念じながら、凝視。
店員さんによって、結構、盛り方に差があるのです。
この日は、お昼過ぎなのに気温が低めだったからか、まだあまりジェラートの出はよくなかったようで、多めに盛ってくれたような気がします。
美味しいです。

そして、ケーキも買いました。
ピスタチオが外にも中にもいっぱいのケーキです。
美味しいです。
もっと、ピスタチオのお菓子が出回って欲しいな。

で、そんな日の私の出で立ちは。
ジェラートとケーキとお揃い、ピスタチオ色の紬でした。
この日はモチーフ柄ではなく幾何学模様な気分だったので、晩春から初夏の色合いにしてみました。

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