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制作記録24/2/2:夕暮れの車 ライトが光る快感

1週間ほど前に作業机の古い電気スタンドが突然使えなくなり、修理をしてくれそうなところも今のところ見つからず、かといって暗い手元では絵が描けず困ってしまい・・・
結局、ネットで買おうとしたけどそれぞれ一長一短でピンとくるものが無く、近所のホームセンターでLEDの電気スタンドを購入。
これまで使っていた蛍光灯の電気スタンドには愛着があるけれど、LED電球にはチカチカとモスキート音が無く、安定した静かな明るい光環境を得て、とても快適。
「LEDってこんなに目が楽なんだー!」と驚きました。
紫外線も出ないし。
もっと早く変えれば良かったかも。
そうはいっても、長年の相棒であった蛍光灯の電気スタンドは、いつか直せる人と出会った時のためにとって置くことにしました。

さて、手元が明るく快適になったのでやっと細かい部分を描き進める。
この画像の奥の街と手前の道路を走る車の描き込みをしたかった。

背景はさりげなく。
キッチリ描くと目障りだけどいい加減でもいけない。結構苦手。
苦手なところは早めに終わらせておきたいほう。

主張しすぎない色でひっそりし過ぎない生活感がありそうに描きたい
まず河川に沿って走る道路を描き込む
一番手前の車に薄い黄色を全体に塗る
ガラス、ライト、ナンバープレート以外を極薄い茶色で塗る
車体をさらに薄茶で塗りガラスは灰色で塗る
さらに車体を灰色で影や通気口を意識しながら塗ってそれっぽくする。

塗り残したところが光って見えるのがちょっと快感(笑)。

手前の車をある程度ぬったらすぐ後ろのちょっと見えている車をぬる
反対車線を奥に向かっていく車を塗る

光っているものを色の明暗だけで表現するのって、電気だけじゃなく昼間の太陽光に由来するものもそうですけど、描いていて面白いなあと思います。
そして今更、暗い中の、ドラクロワとかベラスケス、ゴヤみたいな中高の美術の教科書に載っていたような画家たちは、もしかして、暗~い中で光っているところが浮き立つような絵画を描くのが面白かったんだろうなあ、と思ってみたりしました。

というか、本当はもっとアッサリ描きたいのにどうすると思う色が出るかが分からなくてチマチマ試しながら塗るから、チマチマ描き込みすぎたものになってしまってしんどい・・・。
早く描き終えた~い。

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