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封蝋(シーリングワックス)

引越の断捨離で引き出しを整理していたら、封緘を蝋でする封蝋(シーリングワックス)が出てきた。旅行先のイタリアの文房具屋で買ったものだ。

ドロシーと二人で封蝋にトライしたことを思い出した。

六畳にも満たないアパートのキッチン横のテーブルで、夜遅くに蝋で封緘なんて、「なんてゴージャス、王侯気分」のはずだったが、蝋燭であぶってシーリングワックスを溶かすとどうしても煤が混じってしまう。上から、麺棒の先につけた火を近づけてみたりいろいろするが、あまりうまくいかない。結局Webを検索して「スプーンの上で溶かすとよい」という記事をみつけ、なんとか出来たんだったっけ。

王侯への道は遠い。That's 庶民。

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