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ヴィンセントのようにやさぐれる
子どもの頃に意地悪ばあさんに憧れていた。いまも憧れているかもしれない。ああいう頑固で皮肉屋でいつもやさぐれている者に私はなりたい。
映画『ヴィンセントが教えてくれたこと』でビル・マーレイが演じる主人公ヴィンセントは彼女に似ている。隣人としてもベビーシッターとしても最悪だ。そういえば『愛と追憶の日々』でジャック・ニコルソンが演じた隣人も最悪だった。最悪の隣人はひとつの憧れのテンプレートなのだ。
悲しいことはいつもある。でもそれを乗り越える方法はひとつではないかもしれない。
映画のラストで「Shelter from the Storm」を歌う主人公のビル・マーレイのいい加減さが最高だ。
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