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幸せのハードルは低く

好きな言葉は《幸せのハードルは低く》。100%や12%を目指すことは大事だけれど、必ずしも簡単ではないし、肩の力を抜くことも同じくらい大切ではないかと思ってる。

あるとき、同じことを話したら、「あたしは《幸せのハードルは高ければ高いほどいい》かなぁ~」と言われた。「だって、その方がくぐりやすいでしょ。」 おっしゃる通りです。

それにしても、私たちはなぜ一生懸命にやろうと思ってしまうのか。

それは職業倫理だったり、責任感だったり、目標やビジョンだったり、いろいろだと思う。そういうことはとても大切で、たとえば、橋の設計責任者が、「まぁ、この程度の安全性でいっかぁ~」と思って橋を架けたら、さすがに「おいおい」と思ってしまう。そういうことについてエンジニアというのは厳しい職業上の倫理性を求められるものなのだ。それをディシプリン(discipline)という言葉で呼ぶこともある。あるいは実際には制御できないシステムを「アンダーコントロール」と言ってしまうのもまずい。エンジニアはそんな風に自分自身を欺いてはいけない。

でも、ここで言いたいのはそういうことではない。肩の力を抜くことも大事だという話。

たとえば、100%や120%を目指すことが原理的に難しいとき。100%でないことを「キーっ」と叫びながらがむしゃらに突っ込んでいくのもありだが、一方で、「5%良くなれば、そこにもやっぱりちゃんと価値はある」という風に考えるアプローチもある。

5%で満足しようと言っているのではないけれど、ちゃんと5%の変化を喜ぶことも大事なんじゃないかと思う。

あるいは、軸や目盛りを変えてみる。100%を目指すというのは、軸も固定、目盛りも固定の考え方だ。わかりますよ、軸を固定して目盛りも固定しなくちゃ、目標評価ができないってことも。いわゆるPDCAが回らないことも。でも、そんなのはどうでもいいことだって一杯ある。

で、真面目な人には、下記の記事がおススメ。

でも私の本当のおススメは、実はこっち。

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