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トマソン判定と相談ネズミ

超芸術トマソン(ちょうげいじゅつトマソン)とは、不動産に付属し、まるで展示するかのように美しく保存されている無用の長物。存在がまるで芸術のようでありながら、その役にたたなさ・非実用において芸術よりももっと芸術らしい物を「超芸術」と呼び、その中でも不動産に属するものをトマソンと呼ぶ。

wikipedia:トマソン

この定義に照らせば、路上に描かれたこのバッターボックスは【超芸術トマソン】ではない。道路の路面を不動産というかどうかが不明だし、美しく保存されている無用の長物でもない。

しかし、その存在がまるで芸術のようでありながら、その役にたたなさ・非実用において芸術的な価値がないかというと、この点については議論の余地がある。

路上で遊ぶ子供たちにとっては、確かに実用的な意味がある。しかし、こんなものを朝からみつけ、愉しそうにバッターボックスに立ちキャッチャーミットを構えてしまう40年後のおじさんたちにとってはどうだろう。そもそも、バットも持たずにバッターボックスに立ち、ボールもないのにピッチャーとして投げ、大げさに空振りする人たち。ここまで含めて超芸術トマソンではないか。

MoD学会(Management of Dodemoii)の会長として、その審議は相談ねずみたちに委ねた。

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