トマソン判定と相談ネズミ
この定義に照らせば、路上に描かれたこのバッターボックスは【超芸術トマソン】ではない。道路の路面を不動産というかどうかが不明だし、美しく保存されている無用の長物でもない。
しかし、その存在がまるで芸術のようでありながら、その役にたたなさ・非実用において芸術的な価値がないかというと、この点については議論の余地がある。
路上で遊ぶ子供たちにとっては、確かに実用的な意味がある。しかし、こんなものを朝からみつけ、愉しそうにバッターボックスに立ちキャッチャーミットを構えてしまう40年後のおじさんたちにとってはどうだろう。そもそも、バットも持たずにバッターボックスに立ち、ボールもないのにピッチャーとして投げ、大げさに空振りする人たち。ここまで含めて超芸術トマソンではないか。
MoD学会(Management of Dodemoii)の会長として、その審議は相談ねずみたちに委ねた。
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