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日記・雑感

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#思い出

『知的生産の技術』の思い出

本棚を探してみたら、『知的生産の技術』が過酷な断捨離を耐えて生き残っていた。高木貞治の『解析概論』すら断捨離されてしまったことを考えると大したことだ。 奥付をみると初版1967年7月、第23刷 1976年8月10日とある。1976年、中学3年生の頃だ。 『知的生産の技術』と出会ったきっかけは中学の国語の授業だった。当時の私のクラスの国語を担当していた家崎さんは少し変わった人で、学校の夏休みにインドに出かけて行き、帰国後チフスだかコレラだかに罹患していることが判明、夏休みが

花のアナウンサー

彼がなぜアルトコ市中央テレビ(略してアル中テレビ)に所属する花のアナウンサーについて知ったのかはよくわからない。プリンプリン物語を再放送していたからだとは思うのだけれど、そんなに長い期間、再放送をしていたような気もしない。よっぽど印象に残ったのだろう。 そんな彼も4月に就職して独立した。親として一区切りがついたといえる。 それでも彼の空っぽになった部屋に入ると、当たり前のことだが時の流れるのは早いなと思う。ついつい夫婦で古い動画を引っ張り出してみてしまう。こういうのを感傷

阿吽(あ・うん)

この前、江ノ島に行ったのはいつだっけ。 もしかすると2002年の12月30日。福岡から関東に戻ってきた直後にお正月だと混むからと子供と二人で出掛けた。 写真はそのときのもの。子供は「あ・うん」と言っている。子供が下げているのは、昭和30年代から使われてきた江ノ電500型の引退記念パスポート。トップの写真は夕方の江ノ島。 時が経つのは早い。

卒業するって本当ですか

子どもが学校を卒業し、4月から就職する。新入社員も10人ほどのこじんまりとした会社なので、入社式は特に延期もせず、ただ、初出社する日の出社時間は少し遅らせて10時からとのことだ。 10年前は12歳。小学校を卒業した日がついこの間のようで、不思議だ。 なんて言っていたのに。心を込めて彼の幸せを祈る  幸~せを~ ルッルル~ルッルル~ルルルルッル~♪