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日記・雑感

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#旅のことば

高校生のスピード感

下記のワークショップには128人の高校生たちが参加したが、その中の熊本県立第二高等学校の3人には、あえてセッションに参加せずに《従軍記者》として撮影隊になってもらった。 13時から始まったワークショップは15時半に終了。そして16時半には撮影隊の3人からプロトタイプの概要説明の動画が届いた。素晴らしいスピード感だ。彼らが作ってくれた2つの動画。どちらも若い人らしくてとてもいい。 高校生たちにとって映像の撮影や編集は私の世代がPCで文章を書くようにごく自然なものなのかもしれ

《従軍記者》という概念

《従軍記者》といっても戦争の話ではない。第三者的な記録者の位置づけをここでは《従軍記者》という言葉で呼んでいる。 世の中には、本当によい活動をしている人たちがいる。価値のある取り組み、姿勢、そして周囲の人たちに多大な影響を与えている人たちだ。そういう人たちや活動は、福祉の現場でもNPOの活動でも、さまざまな地域に点在している。 そういう人たちは本当の意味で人に寄り添い、ものすごい熱量で活動をしている。だから自分たちを記録する余裕はない。だからその場にはいなかった人たちには

旅のことば。プロジェクトが生まれた日

慶応義塾大学の井庭さんたちと認知症フレンドリージャパン・イニシアチブ(DFJI)とで、「旅のことば 認知症ともによりよく生きるためのヒント」のプロトタイプ版を2014年に制作した。 下記のノートは、六本木にある国際大学GLOCOMの部屋で、井庭さんたちに「こんなことをしてみたい」と伝えたときのものだ。 ノートは、1) 右ページ中央から下へ、2) 右ページ上から中央へ、3) 左ページ上から下へ、という順番で書かれている。資料はこれだけ。 左ページの進め方のところには期間は