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日記・雑感

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どうでもいい日々の雑感
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#認知症

ひとりでRUN伴(3)

NPO法人認知症フレンドシップクラブが9月-10月に主催した「ひとりでRUN伴」は終わってしまったが、11月もひとりで続けている。 今月からは走った距離だけではなく、歩いた距離やサイクリングなどエクササイズとしてカウントされる距離も入れることにする。 ルールはオレが決める。少年ジャンプの主人公のようにそういう台詞は言ってみたいものだ。 11月の累計距離は157.76 km。休んだのは体調がちょっとよくなかった24日~27日の4日間だけだったから、まぁまぁだったかな。

丹野智文さんへのインタビュー

熊本県下の高校31校をネットでつないだ下記のワークショップの後半は、39歳で若年性認知症と診断された丹野智文さんへのインタビューを高校生のみなさんにも聞いていただき、そこで感じたことをお互いに対話してもらった。 後半のインタビューを含む全体の流れは下記の通り。 丹野さんと出会ったのはいつだったろう。 たぶん、しっかりとお話をしたり関わるようになったのは、下記のRUN伴のプロモーション用のWeb/映像を制作したときだろう。このときは7つの地域の認知症当事者の方にインタビュ

Meet Me at MoMA

”Meet Me at MoMA"は、それまでの知識偏重の鑑賞教育に対する反省からMoMA(Museum of Modern Art:ニューヨーク近代美術館)で1980年代後半以降で開発された一連のプログラムを発展させ、2007年から2014年にかけて開発されたプログラムだ。 The History of The MoMA Alzheimer's Project その副題は、 "Making Art Accessible to People with Dementia"で

旅のことば。プロジェクトが生まれた日

慶応義塾大学の井庭さんたちと認知症フレンドリージャパン・イニシアチブ(DFJI)とで、「旅のことば 認知症ともによりよく生きるためのヒント」のプロトタイプ版を2014年に制作した。 下記のノートは、六本木にある国際大学GLOCOMの部屋で、井庭さんたちに「こんなことをしてみたい」と伝えたときのものだ。 ノートは、1) 右ページ中央から下へ、2) 右ページ上から中央へ、3) 左ページ上から下へ、という順番で書かれている。資料はこれだけ。 左ページの進め方のところには期間は

オンラインサロンのクラウドファンディング

新型コロナのために外出の機会、人と会う機会が減ってしまった高齢者の人たちのために、つくばの人たちがクラウドファンディングを始めた。 目標金額は100万円。目標金額を達成した場合のみ、支援金を受け取ることができるAll-or-Nothing方式のため、正直にいえば、私は「無理だろう」と思った。なぜ50万円にしておかなかったのか。その金額であれば届かないこともなかろうと。 支援募集は6月5日(金)午後11:00までで、今日が5月25日だからあと11日だ。そして、現時点(5月2

変化の予兆:テレダイニング

チャットを使った飲み会のようなものを初めて体験してから既に四半世紀が経つ。けれど、テレダイニングはやったことがなかった。 なるほどなぁ~。面白い取り組みかもしれない。今度、Zoomを使って試してみよう。

「参加から参画へ」 – さまざまな立場の人が認知症の課題に取り組む意味(Ⅰ)

認知症の課題を地域で考えていくためには、多くの人が関与することが大切でしょう。では、そのような活動には具体的に誰がどのように関わればよいのでしょうか。そのヒントが世界でも、日本でも、生まれ始めています。 “I want to speak please” 認知症の当事者本人としての声をとどけるこの写真は、ロンドンから列車で2時間ほどの英国中部の街、人口20万人ほどのヨークで使われている絵はがきほどの大きさのカードです。 この街では、認知症当事者のみなさんが月に一度集まって話