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岡田 みかん 焼きたてのサツマイモを二つに割る。 真っ白い湯気が焦げた匂いとともに立ち上が…
和田華凛 平成二十九年~令和元年作。『月華』所収。 青春、朱夏、白秋、玄冬。 秋の赤色を思…
阿部悦子 五行説では秋の色は白、芭蕉の句「石山の石より白し秋の風」でも風は白、…
吉田 光昭 童謡「里の秋」を思ってしまった。 妻と子を待たせて南方に赴く父。 子供の熊が待…
森 西湖 伊勢神宮では二十年に一度、社殿などが丸ごと新しい木材で建造される。 そこにお参…
山口 香葉 亀戸天神社の神牛座像。 梃子でも動かぬという強い意志の…
二子石 まつえ 園芸などに再利用された廃枕木だろうか。防腐用の油が染みて犬釘の穴の跡が残る。 レールとともに列車を支えていた頃が思い出されたか。 見るもの、聞くものだけでなく、匂うものにまで秋ははかなさを感じるのである。 (岡田 耕) (俳句雑誌『風友』平成三十一年三月号)
吉沢春雪 「忍ぶれど色に出にけりわが恋は物や思ふと人の問ふまで」(『拾遺集』平兼盛)の本…
佐野 聰 日光山内を流れる水路の水を思い出した。幅は狭いがかなりの勢いで流れてくる。 そ…
内山 靖子 蝶が落し物を探しているようだというのは言い得て妙。 かつて、造成工事で土葬…
二子石まつえ 鉄道の建設は、今でこそ高架とトンネルで直線に近い線…