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印刷って、オモシロイ②印刷業の職業病「瞬時に定型サイズが出てくる」

最近、メルカリを始めました。

子どもの不要品を出品したら1時間で売れたんですよ…!なんだかとても楽しくなってきて。

わたしが欲しいのは邪魔にならないサイズの小さいサイズのホットプレート。数年前からカラフルでおしゃれなやつ、人気じゃないですか。たこやきとかいろんなプレートついてるやつ。

いいなー欲しいなーって、ずっと思っていたんですよ。

なのでメルカリで調べて…楽天で調べて…amazonで調べて…と、価格やらスペックやらレビューを見ては考えるなんてことを繰り返していたんです。同じジャンルで類似品がたくさんあるので!

この、おしゃれな小型ホットプレートの特長はなんといってもサイズ!

なんと!A4サイズなんですよ!!スリムですよ!コンパクトですよ!!

297×210サイズかー!!

と、瞬時に出てくるのが、印刷業あるあるです。(デザイン業も然り)


紙サイズを覚えるのは基本中の基本でして。

(A3が420×297とか、名刺が91×55とか、ハガキが148×100とか…)


「へぇ…」とあれくらいの大きさだったら…あそこに置くと…あそこにしまうと…とか妄想してスペックを見ると

本体サイズ平面プレート・フタセット時:約371(w)×242(D)×131(H)mm

職業あるある-01

とか気が付いちゃう「職業あるある」。


371×242なんてもはやB4(364×257)のがちかい!

こういう規格は同じでないと困るのですよ。


でも実は紙のサイズというのは結構ざっくりとしたものもあります。

例えば「B判」です

B判というのはどうやら日本独自のサイズなんです。

職業あるある-02

弊社でもB5と聞くとJISの方のサイズで動きます。

国際標準規格と比べると少し大きいですね。このサイズ感の違い印刷業には致命傷です。

「そうかーじゃあA4サイズって書いてあって、サイズが違っても仕方ないよね?」なんて思った方!

違うんです

職業あるある-03

A判はJISもISOも同じなんだそうです。

右見ても左見てもA4サイズは297×210!


297×210です…!!


てなわけで、紙のサイズにやたらうるさいという印刷業あるあるでした。覚えておいてください。297×210。

定規がなくてもA4の紙があれば、だいたい30㎝が測れるんですよ!!

素晴らしい!(責任は取れません)


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