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ボランティアに行ったことがない 日記2024 2月11日

 スキップとローファーの最新刊が発売された。今回は通常版と能登半島地震応援版の二種類が発売されるらしい。著者の高松美咲さんは連載を行っている月間アフタヌーンの編集者の人と相談して義援金1000万円を寄付し、もし能登半島地震応援版による利益が1000万円を超えることになったらその分も寄付するという決定を下したそうだ。

このニュースを見たとき、素直に感動した。実際に行動するというのは本当にすごいなと思った。寄付やボランティアをしたことがない自分を顧みる。考えてみると一日の中で災害や戦争といった世界でおきているニュースに目を向けることがほとんどない。ネットを通して世界はつながって、ガザでの内戦の様子やウクライナ侵攻の様子がタイムラインの中に差し込まれるようになった。それでもいろんなことが目の前に転がっていて、なんとなく見ていないふりをしていることがたくさんある。自分はこんな暮らしをしていいのだろうかという漠然としたうしろめたさもあれば、自分のおざなりにしたくないと思う。二つは両立するようで、絶対に安定する瞬間はないなとも感じる。

停電は比較的復旧が行われてきているもののいまでも能登半島の多くの市町村では断水の状態が続いていおり、遅くて4月末まで断水の影響が続く地域もあるそうだ。きっとたくさんの人が今までとは違う暮らしを強いられているのだろうと思う。

とりあえず絶対に能登半島地震応援版は買おうと思った。

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