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捨てられないもの


「2人目の希望を捨てられず『哺乳瓶やおしゃぶり、スタイやお洋服』が、なかなか捨てられないんだけど、みんなどうしてる?」というようなインスタグラムを見た。

コメント欄には、「衛生面的に哺乳瓶やおしゃぶりは捨ててもいいのかなと思うけど、お洋服捨てられないのわかる!」「特にファーストシューズ!思い出が詰まりすぎてる」という意見が多くあった。そんな中の一つ、「ファーストシューズをはいて初めて公園に行った時の顔や景色が染み付いて離れなくて捨てられずとってあります」というのがあって、それが私には強く刺さった。つい最近、経験したことだからかもしれない。

まだ履いて出かける日もあるファーストシューズだけど、それをみて今の時点でも思い出すことがある。泣いている顔、泣いている声、連れて行った公園、歩けるのに一歩も動かずもたれかかってきた重さ。


捨てられない。確かに捨てられない。いくら断捨離好きとはいっても、今は絶対に捨てられない。

ただ、哺乳瓶やおしゃぶりはほとんど悩まずに処分すると思う。置いておいてもなと思うのと、そもそも同じものを使ってもいいという発想がなかったから。産院では専用ではなくみんなと共有の哺乳瓶(もちろん消毒済み)でミルクを飲んでいたのに(笑)

お洋服は、ダマになりすぎているものだけを衣替えの時期に、「たくさん写真に写ってるし」と言い聞かせて捨てている。ただ、お洋服こそ、誰かが着れるかもしれない(2人目や甥っ子姪っ子)となかなか捨てられない。ほとんどがまだしまっておいてある。

ゆっくりゆっくり手放していこうと思う。


自分のものや夫のものは、面白いくらい簡単に捨てられるのに(夫のものは「あげる」と言われるまで捨てられないけれど)、娘のものは難しい。

できればほとんどがとっておきたいものだけれど、そんなわけにもいかない。あまり考えずにできるだけ早く手放す決心をしつつ、後悔しないようにちゃんと考えて振り分けていこう。 


どれもが思い出で可愛いすぎるんだよな。 

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