見出し画像

関東社会人サッカー選手権



1、昇格と降格


全国地域サッカーチャンピオンズリーグ
をご存じでしょうか。


通称、地決地域CLといわれる大会で、
各地方の地域リーグ(5部リーグ相当)で上位のチームが
JFL(4部相当)への昇格をかけた大会です。


僕も、鈴鹿アンリミテッド(現:鈴鹿ポイントゲッターズ)
で選手をしているときに、この大会を経験しています。


JFL昇格を争うチームには、
その後Jリーグを目指しているチーム、選手も多く、
人生をかけて戦っているため、
昇格への強い気持ち同士がぶつかり合う大会になります。


2021年も同様、
昇格をかけた熱い戦いが繰り広げられています。


今年の地決では、
Criacao ShinjukuさんとFC.ISE‐SHIMAさんが
勝ちあがりました。

ただ、今年だけはこの後入れ替え戦があるので、
まだここで昇格が決まったわけではありません。


僕も現地で見たかったですが、
仕事や練習の都合で行けませんでした。


知り合いで見に行った人からは
ものすごく気持ちの入った
エキサイティングな試合だったと言っていました。




やはり
昇格」という大きな意義がかかっていて
選手に強い思いが入っている試合は
見ている方も面白いですよね。


ひとつカテゴリーが変わるだけで、
チームとしても、選手としても
財政面、環境面などで
大きな変化があります。



サッカーをしている以上、
少しでも上のレベルでやりたい
という思いは誰しもが持っているものだと思います。




だからチーム、選手ともに
昇格したい、降格したくない
という思いが強くあります。







ただ昇格降格は、JリーグやJFLなどの
カテゴリーが上のリーグだけにあるわけではありません。

あまりメディアでは取り上げられないようなリーグにも
昇格、降格をかけた熱い大会は存在しています。




僕は現在、ホリプロという会社に勤めながら
品川CC横浜というクラブでサッカー選手としても活動しています。


一度引退しましたが、
アスリートの価値を高めらるように
自分自身もアスリートとして
もう一度チャレンジをしています。





11月6日、僕が所属する品川CC横浜
関東社会人サッカー選手権に出場しました。


通称、関社といわれるもので
この大会で勝てば関東2部への昇格ができます。
(今年は、そのあとの入れ替え戦に勝利し昇格決定)


僕らのリーグでは、この大会が昇格をかけた
大きな意味を持つ大会です。



品川CCは神奈川県一部に所属しており、
そのリーグ戦の結果で関社に出ることができました。



僕は今年からの所属なので、初の関社ですが、
チームとしては4連続の出場です。



しかし、過去3年はすべて敗戦。



ぎりぎりのところで昇格を逃し続けています。



今年こそは昇格すると意気込んで挑んだ大会です。


その昇格をかけた大事な大会のこと、
そこから感じたことを書いていこうと思います。



2、2021シーズン



関社には、関東の都県リーグで
上位にならないと出場ができません。


品川CCもリーグ戦では1敗したものの、
それ以外は全勝で勝ち上がりました。

また、全国社会人サッカー選手権の予選では、
関東リーグに所属している
格上のチームに2連勝して
初の出場を決めていました。
(開催中止のため出場は無し)


品川は2021シーズンを通して、
全体的に調子がよく、関社にも
自信をもって挑めていたと思います。



そんな中、挑んだ関社。

僕は試合には出ていませんでしたが、
正直勝つだろうと思っていました。



しかし、結果は初戦で敗戦。

関社はトーナメント方式なので、
この時点で昇格の夢は潰えました。



選手、スタッフともに
落胆していました。



泣いている選手もいたし、
ものすごく悔しがっている選手もいました。






正直に話します。

僕も、そのとき悔しい気持ちにはなりましたが、
地決に出て昇格ができなかったときに比べると
悔しい気持ちが小さかったです。







これはあくまで僕の場合です。

他の選手やスタッフは違うと思います。


僕は今年は怪我も多く、試合にもほとんど出場できませんでした。

とはいえ、自分の中で、プレーするときは全力でやっていました。



ただ、なぜか悔しい気持ちが小さかった。


おそらくここが
昇格できない要因のひとつだったんだと。

チームには迷惑をかけてしまいました。



同じく昇格をかけた戦いなのに、
なぜ気持ちが違うのか。



自分としてもチームとしても
大事に考えている
「サッカーも仕事も全力で」
ということに対して
この敗戦からすごく考えました。


そこの考えを書いていこうと思いますが、
そうなるとかなり長くなるので、次回のnoteで書こうと思います。


ぜひ見てください。



品川CC

岡田明久

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?