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チラシをリニューアルして 集客 3 倍!


『折込チラシ作成セミナー』(商工会議所と共催)の参加者で「個別相談」を希望され実際にチラシを制作、折り込まれた事業者様に成功事例と課題をお聞きすることができました。 また、この地区の中日新聞販売店の篠田と一緒に、企画、デザイン、配布地区の選定などの打合せ、そして折込と配達をトータルにお手伝いさせて頂きました。少し長くなりますが最後までお読みいただけると幸いです。介護サービスを営む株式会社 YKA 様の事例をご紹介します。

チラシをリニューアルして 集客 3 倍!
YKA 様は集客できるチラシを作りたいと、7 月に岐阜商工会議所主催、岐阜中日会後援の『集客を増やすチラシ作成セミナー』に参加されました。受講内容に大変感銘され、その後個別相談を希望されました。個別相談では、再びセミナー講師を招き、YKA 様の実情にあった指導をしていただきました。
更に、チラシの企画、デザイン、配布地区の選定などの打合せを行い、イベント開催の 3 日前に新聞に折り込みました。
イベント当日、これまでに体験したことないような集客がありました。チラシを見たという方が次々と訪れ、最終的に前回の 3倍以上の集客ができたということです。


その YKA 様にお話を伺いました。
① 悶々としていたチラシ作成の日々が一転!

中野様 「3年前から人材確保のためのイベント『福祉のお仕事相談会』を、近くのショッピングセンター(ピアゴ様やバロー様)にて開催しています。
集客には新聞折り込みチラシを使い、デザインは私(人事・中野)が作成しています。作成は名刺作成ソフト(『ラベルマイティー』)で内製(手作り)し、ネット印刷で印刷から新聞折り込みまでを依頼していました。ネット印刷の配布地区選定は、折込先の新聞社のチェックボックス☑を選択すると半径○○km の正円が現れるので分かりやすく、操作や決済(カード)も簡単で手間がかかりません。
対象者は、『介護資格があり、子育てが一段落して仕事をしたいと思っている方』です。ブランクがある方の不安を解消できればと思いスタートしました。イベント初年度(3年前)は反応が良かったのですが、回数を重ねるほど来場者数が減少し、それに比例し採用人数も減少しました。
状況を打破すべく様々な工夫をしました。職員の笑顔の写真を掲載してイメージアップをはかったり、文字を強調したりしました。しかし、働く想いや姿勢を伝えようと思えば思うほど文章が長くなり「文字ばかりのごちゃごちゃして分かりにくいチラシ」になってしまいました。
どうしたらイベントに来てもらえるようになるのか、どんな言葉を使えばいいのか…八方塞がりで分からない状態のままでした。それでもイベントの期日(9月 10 日)は迫り、焦りはつのるばかりで悶々としていました。そんな時にネットで『セミナー』(7月 17 日)を見つけすぐに申込みました。次回イベントまでに何とかしたいと切実な思いでした。
セミナーでは内容が有益だったのはもちろん、約80名と参加者がとても多く、様々な業種の方がいて多様な考え方が聞け、大変刺激を受けました。終了後には「もっと深く詳しく知りたい」と思い個別相談を申し込みました。」


② チラシ作成も配布もプロの指導で

中野様 「数日後、中日会の岡部さんと地元の中日新聞販売店の篠田さんがみえ、これまでの状況やイベントの詳細をお伝えしました。そこで『専門家派遣制度』の活用を提案されました。すぐに岐阜商工会議所の支援課に相談していただき、イベント期日に間に合うように急遽8月14日に実施できることになりました。
個別相談(専門家派遣)では、3時間にわたって、現状の整理、企画、チラシのラフ案までできました。セミナーとは違い、介護サービス業の募集チラシに絞った分析ができて、目から鱗が落ちるくらい腑に落ちました。『集客できるチラシ』の考え方から具体的なテクニックまでわかり、不安が解消され早く試してみたいワクワクした気持ちが沸いてきました。
チラシのラフ案まで固め、長い文章を無くし、色や形(図形)でより印象的に、また自分たちが伝えたいことよりも見る人に伝わるように、シンプルで分かりやすくて、親しみを感じるチラシのイメージがどんどん具体的になっていきました。チラシ作成の糸口がハッキリと見えてきました。
もちろん、新しいチラシを作るにあたり苦労もあり、スムーズに行うことは難しいと感じました。チラシに込めたい思いがあるので、文章を削る事や色の配色などに苦労しました。しかしながら、自社のイメージカラーが決まり、従業員が描いた挿絵も採用し、みんなで作ったという一体感が生まれました。 唯一残念だったのは、時間的に成約があり裏面を活用できなかったこと。技術的に地図の作成ができなかったことや、イメージアップのためのロゴの作成など次回の課題も見えてきました。
折り込み枚数は、前回より大幅に枚数(13,000 枚→21,000 枚)を増やしました。数量を2倍近くに増やしたのは、イベントが1日間だったのを 2 日間にしたことと、ネット印刷の手数料がいらなくなったからです。
配布したい地域を地図を見ながら相談できたことや、新聞に折込みチラシを配送する『中日岐阜サービスセンター』への連絡をして頂き、一人ではない安心感がありとても心強かったです。篠田さんは地区事情に精通し地元販売店のエリアも把握され、しかも日ごろから全新聞の折込チラシも記録し分析されていています。結果が出せたのは最適なコーディネートとサポートがあったからだと感謝しています。」


③ その結果、集客が 3 倍に!

中野様 「前日にチラシを折込み、迎えた『福祉のお仕事相談会』の当日、絶え間なく相談者が来訪され大変忙しい2日間となりました。
また、電話での問い合わせも多数ありました。結果、合計 12 名の問い合わせ(内チラシ見て 9名)があり、専門職の採用1名が決まりました。そのほか見学が 1 名、相談後の問い合わせも続々入ってきました。
また、施設利用者様やそのご家族、従業員さんから『チラシが入っていたね』と声をかけてもらいまいた。募集だけでなく会社のイメージアップにもつながったのは、とても嬉しかったです。」

本質的なチラシができました

河合様 「外部発注したチラシを作らないのは、自分たちの思いを伝えたく手作りにこだわっています。職員にも㈱YKAの一員としての思いを共有してもらい、仲間意識を大切にしていきたい。外部だと肌感や距離感が伝わらない感じがします。今回は、今までとは違い本質的なものが出来上がったと思い大変良かったと思います。」
※㈱YKA 様には、貴重なデータなどを提供していただきありがとうございました。


最後になりますが、イベント当日にはどれくらい集客ができるのか心配していました。激励に伺いましたところ既に来客対応してみえて、ほっといたしました。二日目にはちょうど各務原商工会のセミナーでしたので、さっそく反響をお伝えしたところ受講者の方々の目の色が変わられたのが印象的でした。
最後までお読みいただきありがとうございました。次回も成功事例をお伝えしていきたいと思います。
岐阜県中日会 岐阜支部 折込チラシプロジェクト 折込プランナー 岡部高嗣 


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