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嗅覚

学期末で学校から息子が持ち帰った靴袋の中に、なぜか見知らぬハンドクリームが…。

「僕、知らないよ?入れてない!」

「誰のだろ?うーん、名前は書いてないなぁ。」

そう言うと、ハンドクリームに鼻をくっ付けてにおいを嗅いでいるので、「においを嗅いだら、誰の持ち物か分かるの?」と聞くと、そんな当たり前のこと、何で聞くの?とでも言いたげに、「うん!もちろん!」と答える息子!

何でも、クラス全員とは言わないが、クラスの子の10~20人ぐらいなら、余裕でにおいを覚えているのだそうです。

なんという嗅覚!

確かに、用心深く食べ物のにおいを嗅ぐ癖があるし、私の体も、いつもあちこちにおいを嗅がれます。

クラスのお友達のにおいがそれだけ分かるんだったら、きっとママのにおいなんてはっきり覚えてるんだろうねー、と思いきや、「ううん、ママはにおいがしない」と言われました…。はて?

でも、私もそう言えば、職場で周りの人達のにおいが気になって、イライラして集中できないということを、どこの職場でも経験していたことを思い出しました。通勤途中の混雑したバスの中で、姿は見えていないけど、においで同僚が乗っていることが分かっていたりもしました。

友だちの家に行くと、中に入った途端、その家庭のにおいというのがして、学校でその子に会うと、家に行ったときと同じにおいが、その子に染み付いているのに気が付いていたことも、いま書いていて思い出しました。

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