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初めての福祉補装具作り。バギー型車イスの作り方

今回の記事は、初めてバギー型車イスを作る人向けです。


バギー型車イスを作る時に少しでも後悔しないように、

  • バギー型車イスが出来るまでの流れ

  • バーギー型車イスが出来るまでは、結構時間がかかる

  • 生地など以外に選べる

などなについて解説していきます。


特別支援学校や児童福祉施設で働いていると、いつも見ているような車椅子とは違う「バギー型車イス」をよく見ます。


病気や障がいのある子どもが使用する「バギー型車イス」


そういった福祉用の物を福祉補装具と言いますが、福祉補装具を作る時って、右も左もわからずイメージも湧きにくいです。


相談者の方の中でも、悩まれていた方が多いです。


とは言え、バギー型車イスをどんなものにしようかと悩む時間もないので、サクッと作り後で「あれが良かったのでは?」と後悔してしまったそうです。

今回の記事で、少しでもママに役立って負担が減りますように。

バギー型車イスが出来るまでの流れ

①身体障害者手帳を取得

手帳の取得までに約1ヶ月ほど必要です。

詳しくは参考リンクをご覧ください。

【参考:身体障害者手帳って


②作成する装具の検討

その子の病気や障がいの違いにもよりますが、バギー型車イス以外にも必要な福祉補装具がないか検討しましょう。

自己負担額軽減のため、なるべく同時に申請するのが重要です。


③装具診察の予約

数週間から1ヶ月ほどかかるようです。

混雑している時には、予約が難しいこともあるようです。


④装具診察(意見書の作成依頼)

意見書と見積書が届くまでは、2週間から1ヶ月ほどかかります。


⑤福祉補装具業者との打ち合わせ


⑥役所への申請

数日から数週間かかります。


⑦支給決定

役所に申請し、支給券が届くまで、大体2週間ほど。


⑧採寸・採型

業者との予定合わせや装具診察の予約の調整が必要で、2週間ほどかかります。


⑨福祉補装具診察② 仮合わせ

仮合わせには装具の試作品が完成しなければできません。

オーダーメイドのものですので、数ヶ月ほど要します。


⑩福祉補装具診察③ 完成・納品

仮合わせでバッチリだと、即日で納品です。

ですが、合わなければ、装具診察予約を再度行い、調整を重ねます。


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