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障がい児育児、将来の不安。お金の話

日々、様々な相談を受けていて、不安なこととして


親がいなくなった後の子どもの生活について。


という相談が多いです。

特に障がいが重なった重複障害のような重度障害を伴うものだと、将来的に完全な自立は難しいです。


特別支援学校は小学部・中学部・高等部と通えますが、学校を卒業した後の生活については、かなり不安だと思います。


今回は私が、特別支援学校と入所施設に従事してきた中で


  • 特別支援学校の卒業後は

  • 障害年金ってどのくらいもらえるの

  • 障害年金だけで生活はできる?

  • どこでどのように暮らす?

  • 将来はどのくらいのお金がかかる?


についてまとめます。

少しでも不安が軽くなる情報があればご参考に。

将来のお金と障害基礎年金

20歳未満までは、「障害児童福祉手当」「特別扶養手当」の二つが支給されます。


20歳になると、個人として「障害基礎年金」を請求することになり、受給している手当は受給できなくなります。


この障害基礎年金は、年金の支給に制限や調整があり、例えば前年の所得がある程度あると、支給額が2分の1になったりします。


詳しい手続きや「いくらもらえるのか」などの詳細については各自治体の窓口に確認してください。

【参考:厚生労働省HP 特別児童手当・特別障害者手当

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