高齢者の生活の質の向上のために

課題
現在の介護は不要な事をしない、効率を最大限に求められる環境に
なっており、生活の質の向上のための活動の時間が減っている
そのため
現在の高齢者施設では生活の中でレクリエーションに充てる時間が
限られてきている。
しかし、レクリエーションは生活の質を高めるためにとても大切なことである。

なぜレクリエーションが大切なのか
①気分転換
②生活のマンネリ化を防ぐ
③他者との関係性をつくる

とくに③の他者との関係性づくりが生活の質を大きく左右する。
施設等に入った高齢者は認知症等もあり、他者との関係性を作りづらい
そのため、孤独感や居心地の悪さというものを感じられる方が多い

そのような中で人との関係を作っていくには職員や他者と一緒に遊ぶことが大事。

「遊ぶ」という活動を通じて、人と交わり、人間関係が出来ることで、
「ここにいいていいのだなぁ」「ここも悪くない」という感情を持っていただけることが、「本人の幸せ」に大きく直結する。

またこのような遊びを職員と一緒にすることは
施設と人との信頼をはぐくみ、介護が必要になっていく自分を受け入れ、
職員との良い関係を築く基礎になる

しかし、喜んでいただけるレクリエーションの道具を作ることはとても大変である。
なぜなら、施設の業務時間でそのようなレクの準備をする時間は与えられないからである。
そのため、個人が休みに時間を削って行っているのが通常である。
そして、その道具は作った施設でしか使われず、すぐに処分される。

この課題を解決するために

そこで、他の施設の職員と一緒に集まってレクリエーションの道具を一緒に作り、共有するというのはどうか

いっしょに作ることで喜びが生まれる
また子供と一緒に作れば、喜びも生まれる。
また保育所や障害者施設へ貸し出すという案も考えられる

一つの道具が多くの施設で使われるため、作成のコストも低下する

→まずは自分たちで高齢者のためのレクの道具を作るグループを作り、他の施設へ貸し出す活動で仲間を増やすというのはどうか






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