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Jugband Blues / Pink Floyd(1968)

Jugband BluesはPink Floydの楽曲で、アルバム『A Sauceful of Secrets』に収録されている。

Jugband Blues

サイケデリックロックの終わり

Syd Barretを有したPink Floydは、この楽曲でSydの最後の在籍となりました。ほかの楽曲はPink Floydの得意な組み立てる楽曲で成り立っており、次回への布石もきちんと成立しています。最後にJugbandの自由に演奏する箇所と最後へのくだりが一層の悲壮感があるような気がしてきます。

アルバム『A Sacuceful of Secrets』楽曲リスト

Pink Floydの2枚目ですが、次への布石が成立している楽曲がいくつか存在したうえでのJugband Bluesなので深い意味を覚えますね。

1 Let There Be More Light
2 Remember A Day
3 Set The Controls For The Heart Of The Sun
4 Corporal Clegg
5 A Saucerful Of Secrets
6 See Saw
7 Jugband Blues

カバー版

John Frusciante - 04 - Jugband Blues

Pink Floydの最も著名なフォロワーのひとりの、レッドホットチリペッパーズのジョンフルシアンテのカバーです。きちんと再現されています。

あまりにもかっこいい終わり

1968年という背景もあり、サイケデリックロックは短い命に終わったように思えますが未だに覆す音楽が出ていないことを考えると、とても重要な時代だったように思えます。聴いたことがない方はぜひ聴いてみてください。


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