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1970年代紹介楽曲

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1970年代でokaが紹介した楽曲です。
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#アルバム

【名盤探訪003】Close To The Edge / Yes(1972)

『Close To The Edge』はYesのアルバム。 アルバムの特徴プログレッシブロックの名盤と名高き1枚で、3曲のみの収録ですがこの3曲の厚みが素晴らしく、プログレが苦手な方でも身体の中に澄み渡ってくるでしょう。 ネットを検索するとさまざまなレビューがすぐに出てくるので、私が語るまででもないかと思います。 ということでこの記事はあくまで私の感想です。 全曲解説1.「危機 "Close To The Edge" i) 着実な変革 "The Solid Time

Hey You / Pink Floyd (1979)

Hey YouはPink Floydの楽曲で、アルバム『The Wall』に収録されている。 The Wallの中でももっとも暗い1曲Pink FloydのThe Wallは世界で最も売れた2枚組アルバムで、そのコンセプト性は見事で未だに高評価となっています。 1枚目はロック・スターのピンク・フロイドさんの生まれてから心を閉ざすまでが描かれ、2枚目はピンク・フロイドさんの心を閉ざした苦悩から解き放たれるまでが描かれます。 このHey Youは心を閉ざした直後のピンク・フロイ

Ommadawn,Pt.1 / Mike Oldfield (1975)

Ommadawn,Pt.1はMike Oldfieldの楽曲でアルバム『Ommadawn』に収録されている。 もっとも優れたアルバムOmmadawnは個人的に、唯一インストゥルメンタルで泣けた曲で、至高のアルバムです。静かにはじまるこの曲は、同じフレーズをさまざまなパターンで繰り返し、時にはギターが泣いたり、かわいい笛が吹いたり、アフリカンドラムが響いたり、コーラスによって心が震えたりします。聴いていてつまらないと思うことがなく(と思うのは私だけでしょうか)、本当にいまだに

Have a Cigar / Pink Floyd (1975)

Have a CigarはPink Floydの楽曲で、アルバム『Wish You Were Here』(邦題:炎~あなたがここにいてほしい)に収録されている。 名作の真ん中にある曲アルバム『Wish You Were Here』は古いロックファンだったらたぶん大体知っているであろうというレベルで有名な名作だと思います。全5曲がすべて強く、その3曲目にあります。 当時、この曲はキーが高すぎてゲストシンガーのロイ・ハーパーに頼んだという、Pink Floydの中でも珍しい1

Rhayader / Camel (1975)

RhayaderはCamelの楽曲で、アルバム『SNOW GOOSE』に収録されています。 とても聴きやすいプログレこの曲との出会いは、聴きやすいプログレを探していたところ、たまたま聴いてみたら気になったという流れです。 Camelというバンドもあまり存じ上げないですし、SNOW GOOSEがどういう話なのかもあまりわかっておりませんでした。 ラヤダーとは?白雁物語-スノーグース-という小説の主人公で、体の不自由な画家だそうです。この曲の邦題は「酷い画家ラヤダー」です。