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私たちが聴きたいのは、時代に向かう強さと内面に響く弱さを内包する歌だ/歌の生まれる場所・寺尾紗穂LIVE

明日3/1(水)10:00より、4/15-16に開催する「歌の生まれる場所・寺尾紗穂LIVE」のチケットが販売開始となる(詳細はインスタにて)。

このLIVEは、「寺尾紗穂さんの歌を聴きたい、聴かせたい」というごくごくシンプルな動機を共有する有志メンバーにより企画された。フリッツ・アートセンターの小見純一さん、REBEL BOOKSの荻原貴男くん、そのREBEL BOOKSで寺尾さんの歌を知りLIVEに通うようになり今回も橋渡しをしてくれている大西裕也くん、そして岡安賢一。4人の衝動から始まったこの企画に、「寺尾さんなら自分も!」とデザイナーであるあしか図案の殿岡渉さんが加わってくれた(そして4/16は北軽井沢開催ということもあり、寺尾さん好きなルオムの森の福嶋悠貴さんとやんば天明泥流ミュージアム学芸員である藤野麻子さんも仲間に引き入れた)。

4/15はフリッツ・アートセンター。4/16は北軽井沢ミュージックホール。僕はどちらかというと後者担当で、以前から仕事として関わっていた「北軽井沢ミュージックホールフェスティバル」の方たちにも相談し協力をしていただいている。

寺尾紗穂さんの素晴らしさについて書き出すと、今夜は寝られない。僕が暮らす中之条町の四万温泉でも一部が撮影された大林宣彦監督の『転校生~さよならあなた』(2007)の主題歌で寺尾さんの歌を聴いたあたりから、ずっと聞き続けてきた。山形ビエンナーレに寺尾さんの演奏を聞きに行き小見さんともニアミスなんてこともあった。

1つだけ。寺尾さんの一番新しいアルバムに「歌の生まれる場所」という曲がある。youtubeでも聴けるのでぜひ聞いてほしい(この曲だけでピンと来た方は、今回のLIVEにわざわざ足を運ぶ価値は十分にある)。今回、あしか図案の殿岡さんが作ってくれたフライヤーで僕はリード文を担当したのだが、寺尾さんの歌には、時代に向かう強さと内面に響く弱さが内包されている。それを、あなたにも届けたい。

歌の生まれる場所

当時は男ばかりだった関係者が集まって、このイベントのタイトルを決めようという話になった。フリッツ・アートセンターそばのハンバーガー屋だ。絵本を中心に人が集うフリッツと、小澤征爾も愛したミュージックホール。僕は、「寺尾さんの曲そのままだけど、歌の生まれる場所、なんじゃないか」と提案した。一瞬みんなが止まって(そんな気がした)「小見さんも、そう言ってたんだよ」と話してくれた。いい2日間にしたい。

歌の生まれる場所は、どんな場所だろう。

私たちが聴きたいのは、時代に向かう強さと内面に響く弱さを内包する歌だ。そんな歌を欲するメンバーが集まり「歌の生まれる場所」音楽会は生まれた。絵本を中心に人々が集い今年30年目を迎えるフリッツ・アートセンター、復活したピアノ「グロトリアン・シュタインヴェーグ」を奏でる北軽井沢ミュージックホール。愛がある場所で、人と人とが顔を合わせ、時間を共にする。そこはきっと、歌の生まれる場所になる―――

オンライン予約:LivePocket

❶ 4/15 前橋 https://t.livepocket.jp/e/zl87m

❷ 4/16 北軽井沢 https://t.livepocket.jp/e/z42q8

※販売期間前にはアクセスできません。

※販売手数料(200円)は別途購入者負担となります。

電話予約:

※前橋公演のみ

フリッツ・アートセンター

027-235-8989

受付時間:11:00-18:00 (火曜日を除く)

※売り切れ次第取り扱いは終了します。

店頭販売:

フリッツ・アートセンター(前橋市)

ルオムの森(北軽井沢)

REBEL BOOKS(高崎市)

※営業日の関係でREBEL BOOKSは3/2(木)、ルオムの森は3/3(金)から販売開始となりますのでご注意ください。

※売り切れ次第取り扱いは終了します。

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