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栂尾山 高山寺
ついに参拝できました。
JR京都駅からJRバスで1時間くらい(「栂ノ尾」で下車)。
今日も当初は行けないはずだったのですが、急遽行くことが出来ました。
夢日記といえば明恵上人。
現物は公開されていませんが
『夢記』(重文・鎌倉時代)
が現地にたしかに保管されているようです。
「鳥獣戯画」で有名ですが、日本最古の茶園がある、というのもスゴイ。そこから宇治に持っていったそうで、天皇家にも「新茶」として献上されるのはこの栂ノ尾の茶葉のみ。それ以外は「非茶」だそうです。茶に非ず・・・おお、少し言い過ぎではと思いましたが物凄い歴史です。
脱線しましたが、今回の主題は「夢日記」。これに興味あるので、ぜひ一度現地にいかねばとかねてより思っておりました。わたしの魂があるとするならどう反応するか、実験です(笑)。
新緑の季節。様々な緑がとにかく綺麗でした。そして傍を流れる清滝川のせせらぎがバックにずっと流れる心地よさ。いい場所ですね〜。
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とっても眺めの良いところに建っています
奥さんはやたらと向こう側に見える山を絶賛(「沢山」という山?)
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拝観のみで、中の撮影は禁止になっています
様々な展示物ありますが、お庭からの眺め最高w
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しばらくぼーっとしていたい気分
明恵上人
明恵上人高弁は、承安三年(一一七三)に今の和歌山県有田郡の平家一門の武家に生まれたが、幼少期に父母を亡くし、神護寺に稚児僧として入った。その後は東大寺にて受戒し、華厳学復興の気運に乗って奥義を極めるが、限られた宗派や教説にとらわれることなく、ひたすら釈迦牟尼世尊に随順してその教えのままに生き、真の仏弟子として生涯を貫いた。世俗面においても、北条泰時に政治の肝要として無欲を説き、承久の乱における公家方未亡人に「善妙尼寺」を造って教化救済した。
上人の遺訓に「阿留辺幾夜宇和」の七文字がある。「人は阿留辺幾夜宇和の七文字を持つべきなり。僧は僧のあるべき様、俗は俗のあるべき様なり。乃至帝王は帝王のあるべき様、臣下は臣下のあるべき様なり。此あるべき様を背く故に一切悪しきなり。」と説く。この遺訓は現代人にとっても人間日常の簡短にして深奥なる教えである。
今日初めて訪れることが出来てよかったです。また期待せずに淡々と私の「アルベキヨウワ」で夢日記を書き続けたいと思いますw
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