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怒りの反スピリチュアル

騙された、酷い目にあった、身内が洗脳された、何百万円も注いだ・・・なんらかのきっかけに目が醒めた方々は、突然複雑な気持ちに襲われるでしょう。これまでの激しい後悔、義憤、怒り、怨念、復讐、あまり行き過ぎるとそれはそれでよからぬエネルギーと負の循環を生む可能性がありますが、ただその矛先をどうやっておさめたら良いのか。同じ目にあった方の救済、同じ目に合わないような防止策、啓蒙活動、などに繋げられるのがせめてもの救い。自分のためであり他人のためにもなる。また、エセスピリチュアルを潰すこと自体に快楽を見出しているような方もいますが(汗)、それはそれでそういう形におさまったのだな・・・と静かにながめることに。

ひとの心は自分も含めてすきだらけ。負荷がかかったりすれば誰しもスキマがうまれ、甘いコンテンツがやってきます。特定の誰かではなく、誰にでも陥る可能性のあること。わたしは関係ないとはいえない、それは環境次第だからです。

甘い言葉シリーズ、購買欲をくすぐるシリーズ、パターンを網羅していけたらよいですが、一人で過ごしていると分かっていてもなかなか気づきにくいものです。同じことでも定期的につぶやきたいと思います。そういう場所でありますように。

たとえば期間限定の動画、記事。
・はやくしないと削除します、とか、値段が上がります。
・この動画、記事に出会えるのは奇跡的です。本日のみの限定公開。
これは明らかに商売。本当に人の為でよくなることを願っているのならなぜそんなことをする必要がありますか?価格が設定されているのはいいですが、削除と値段UPの意味は?なぜ出会える人が限定される?
冷静に考えたらおかしいことだらけなのに。

何でもありの情報が多すぎるので、いっそのこと無茶苦茶なエンタメを流すほうが相対化できる。毒々しいコンテンツにはウソ前提の中和毒コンテンツが効くのかも。苦しいときにこそ風刺のきいた「ふふっ」と笑えるようなものが最終的には救いになるのかも知れない。こころや見えないものの世界は大事だけど、ときに突き放して相対化できること。ユーモアはそういうところからやってくるか(ただしブラックユーモアは失敗すると痛い目にあうので注意)。

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