写真_2019-04-07_12_45_15

個展【日の下に新しきものなし】終了

昨日をもって、個展【日の下に新しきものなし】皆様のお陰で無事に終了する事ができました。長いようで短く感じた二週間でした。
今回の個展で原画をお迎えして下さった方、物販を購入して下さった方、絵の感想を聞かせて下さった方達に感謝です。ありがとうございました。

さて今回の個展のタイトル「日の下に新しきものなし」の言葉ですが、ことわざから取ったもので、もともとは旧約聖書の言葉にあたります。

新発見とか新発明と言われている物でも、この世の全ては本当に新しいという物は無くこれまでにあった物に多少の手を加えて新しい形に変化させたにすぎない事。

こう言った意味があります。
少し難しい言葉ですが、なぜかこの言葉に感銘を受けたんですよね。

絵描きとして一枚絵を描かねばならない時.......
何も無い白紙の状態から始まり、色合い、光の当たり方、ストーリー、服装、背景、装飾などなど....全部考えねばならない訳です。
いろんな本やネットを調べながら。

絵描きの人なら皆やっている。
でないと絵を完成する事ができないから。
個展準備期間中そのあれこれに嫌気がさして落ち込んでいた時期があったのですよね。お恥ずかしい。

そんな時にこの「日の下に新しきものなし」という言葉の意味に救われたのです。
頑張って背伸びしないで新しいものを作らなくて良くて、
ゆっくりと焦らずに、この世に前から存在している素敵なものをしっかりと自分の目で見て感じて、自分の絵に織り込んでいけば良いんだと気づかされました。

聖書から来ているので、おそらく神様的なのも含まれているのかと思います。
創造主は神にあり。見たいな。。
私は無宗教ですけど、こう言った言葉があってくれたお陰で個展を乗り越えられたので言葉の力はすごいなと思った訳です。

という事で少し後ろめたい(?)タイトルになった訳ですが、私は気に入っています。救世主のようなものです。そしてDMのあの女の子は私自身だったんだなぁと今気づかされました。

今回の個展で色々と反省点や課題も出てきましたが、一歩づつクリアしていけたらなと思います。絵なんて長く沢山描いたもの勝ちですから。

最後に改めて、カフェ×アトリエZのオーナーさんスタッフの方々、家族、個展へ足をお運び下さった方々、本当にありがとうございました。
さらなる向上に努めていきたいと思います!

サポートありがとうございます! できるだけ長く絵を描いていきたいです。